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温泉の幟を頼りに細い坂道を登りました。民家も多くありお宿はほんの少しのようです。
地元に根付きながらも、「観光」からは忘れられた温泉街だと坂を上りながら思いました。
坂を上りきったところに共同浴場はありました。
トイレはありません。外の公衆トイレを使います。
内湯のみ。カランもシャワーもありません。桶がいくつかあるだけです。
「白金の湯」と呼ばれている、無色透明無臭の清涼なお湯がトクトク注がれています。
お肌がやわらくなる感じ、ゆっくりと入るとなんとも気持ちがいいお湯でした。
4人も入れば一杯の浴槽ですが、皆さん譲り合いながら大変マナー良く入浴されておりました。
桶も綺麗に整頓され、本当に地元の人たちに愛されているのがよくわかりました。
いつまでも大切に残して欲しい共同浴場でした。10人が参考にしています