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国東半島センチュリーランの渋滞に巻き込まれながら到着。
ログハウスの宿泊等やレストランが併設された施設で、「ハズレ」の予感と「いやしかし、ここは大分だぞ」の期待が交錯しながらの入湯。
結果は大当たりでした。
この日の浴場は、四角形の浴槽二つ。それにサウナの内湯。この湯は透明。でも循環。
露天は成分で真っ白にコーティングされた岩風呂。でも循環で透明。ヌルヌルするので、手をつけただけでパス。
屋外の隅っこに、木の樽風呂があり、ここが名湯でした。源泉をそのまま利用した、加熱も加水も、もちろん塩素もない、本物の源泉掛け流しです。
湯は黄土色で、成分が湯の中で、濃厚な霧のように舞っていました。透明度は、指6本分・・12センチくらい。湯温は40度くらいに感じました。
長湯温泉の土類泉にレモンを絞りいれたような匂いがし、口に含むと、塩あじですが、なにか甘味もあり、加えてかすかに鉄っぽさがありました。
肌触りは、初めはきつくひっかかりがありましたが、次第にスベスベしてきて面白かったです。
湯の落下している所は、当然あわ立ちがあるものですが、泡が長持ちしているように思えたので、手を持っていったところ、泡付きがありました。しかし、泡付きがあるのは、そこだけですので、炭酸によるものかどうかは分かりません。
樽は成分で白っぽい茶色にコーティングされており、触った感じは、きれいになめした、コンクリートのようでした。
水面付近は、小さくねずみ返しになっており、つくづく成分の濃い温泉なんだなぁと思いました。
レストランは、値段相応の美味しい料理がでてきました。
従業員の方々の接客態度、サービスも良かったです。ありがとう。風の郷。
お湯が良いです。さすが大分(07.5.3入湯)4人が参考にしています