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日帰りでおじゃましました。
高野山の南にある、宿泊もできる施設です。国道371号から少し道を下った川沿いに建っています。ただ、この国道371号が曲者です。国道とはいえ、普通車が対向困難なほど狭隘で曲がりくねった道が続きます。運転に自信のない方はやめておいた方がいいかもしれません。
受付から階段を下りたところが浴場入り口です。下りたところにソファーが置いてあり、休憩スペースになっているのですが、気をつけないと、ここから槇の湯舟の方の脱衣場が見えます。おまけに鏡があるので反対側まで見えてしまいます。そちらが女性用になっているときは、脱衣場の扉を閉めるように気をつけてください。
私が入ったのは鉄平石の湯舟の方です。お湯はやや黄味がかって見えるものの、ほとんど無色透明で、若干温泉らしいにおいと塩味を感じました。茶褐色の湯の華も少しだけ舞っていました。循環もさせているようですが、新しい湯も注ぎこまれているようです。
こかやんさんのおっしゃるとおり、駐車場脇にある給湯場の源泉はすばらしいものです。炭酸味とともに硫黄のにおいがしました。浴槽のお湯からは両方とも感じることができなかったので、加熱の過程でなくなってしまうのでしょう。源泉が強烈なだけに浴槽の湯が印象の薄いものになってしまっているのはたいへん残念です。
なお、これまでは平日も大浴場に入れたようですが、最近になって、平日は入れなくなったようです。大浴場がある日帰り施設の前には宿泊施設が建っていて、土日休日以外の日は、この宿泊棟の中浴場を利用することになります。
高野槇の湯温泉入湯日:2007.10.201人が参考にしています