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投稿日:2011年4月16日
桜の季節に☆ (休石温泉 太田屋旅館(やすみいしおんせん))
キャンディさん [入浴日: 2011年4月16日 / 2時間以内]
44.0点
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常磐道から磐越道を通り、三春の滝桜へ。
常磐道はいつもより車の量が少なく、災害支援の自衛隊の車や、県警のパトカーなどが走っていました。
路面はボコボコと段差が多く、スピードを上げると、ガツンと振動を感じます。海に近いですから、被害が大きかったことを実感しました。
花見には少し早かった滝桜を後にして、郡山市を抜けて休石温泉へ向かいます。前日の夜、地図で見つけたのです。
県道6号線に入ると、良い感じの風景が開けます。そして太田屋旅館に着くと、いいロケーションと思いました。
リニューアル後という、きれいな建物を進むと、落ち着く感じの浴室がありました。
お湯は少し硫黄の香りがし、さっぱり目の感触です。内湯に入ると、瞬時にあぁ気持ちいいなぁという、いつもの感覚に襲われます。
ひと月ぶり位で温泉に来ましたから。関東地方に住んでいるので、外出も感覚的になんとなく遠ざかっていました。この一か月の間、とてもいろんなことを考えたような気がします。
露天に出ると、風が吹き抜けて、清々しい気分です。そしてここは、周りの環境が気持ち良いのです。お客はほぼ近くの方のようで、地震のお話も少し出ましたが、さすがに揺れが大きかったようでした。
脱衣室の大きな窓のすぐ傍には可愛い桜の小木が。被災した方達もこちらにいらっしゃるそうなので、この桜の木を見て心がなごんだのでは、と思いました。
福島で会った人達は、一見穏やかに暮らしているように見えました。
けれど、さすがに放射線には敏感な様子が感じられました。外面、内面、聴いたり見たり・・・
以前とは、明らかに変わってしまったのだとしみじみ思ったのでした。
今は確かに厳しい時です。でも、明るい未来は必ず来ると私は信じています。3人が参考にしています
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