-
6月30日に招待客を対象にしたプレオープンが行われたので行ってみた。今回はその時のレポート。
場所は、ちょっと変(?)な所に建っている。建物は見えるのに、どこをどう通ったらたどり着けるのかわからずにちょっと難儀した。店までの道は狭く急な上り坂になっていている部分があり、ちょっと通りにくい。
招待客のみのプレオープンだったので、混雑することもなくてよかった。 料金は後払いになっており、バーコードのついたリストバンドで自動販売機など館内の施設を利用できるようになっている。現金を持ち歩かなくていいので便利。退館時に精算するまで館内の施設は自由に行き来できるようになっている。
名前の通り、やはりここは岩盤浴が主体のスー銭である。お風呂ゾーンはとにかく明るいイメージ。外の光を多く採り入れるように設計されていてサウナ室までも窓がついており、外光が入ってきて明るかった。 露天風呂と内湯は一体になっている感じで、間に遮るものはない。アコーディオン式のガラス戸があったが冬場はこれを閉じるのだと思う。
温泉は褐色でヌルヌルしたアルカリ性の、なかなか良質な温泉。珍しい設備として、「マイクロナノバブル」と「炭酸泉」がある。 マイクロナノバブルは微細な空気の気泡をお湯に溶かし込んだ浴槽で、このお湯はまるで入浴剤を入れたように白濁して見えるのが特長。 炭酸泉は湯温が低めで、炭酸ガスをお湯に溶け込ませた浴槽。お湯に浸かるとすぐに全身に炭酸ガスの気泡がまとわりつく。かなり高濃度の炭酸ガスが溶けているようでゆっくり浸かると気持ちよかった。
つぼ湯が3つあったがこのつぼ湯のみ源泉掛け流しのようだ。
お風呂全体の印象としては昨今のスー銭と比較すると施設的に少々弱いなと感じた。
岩盤浴ゾーンは種類の違う部屋がいくつもあり、なかなか充実している。ただ、どの部屋もちょっと狭めか。
自動販売機で買った飲みかけの飲み物を名札を付けて保管しておける冷蔵庫があり、これはちょっと気の利いた設備。
気になった点を二つほど列挙させていただく。
一つは露天にある寝転び湯とジェットバス。浴槽に入るとお湯が溢れて排水されるのだが、その時の排水音が「ズゴゴゴゴ~」と、すごく大きな音がする。その音は露天にいる人がみんな振り向くほどの凄さ。
もう一つは館内着について。岩盤浴を利用する人は受付で館内着と岩盤浴用のタオルを渡されるのだが、バッグとかに入れてじゃなくて裸で渡される。健康ランドのようにビニール製のバッグなどに入れてもらった方が持ち歩きしやすいし、清潔だし便利だと思うのだが…。 館内着を返却するときに汗まみれの館内着を裸のまま受付の女性に手渡しするのは少し抵抗があった。
この二つは改善を期待したい。
料金はお風呂と岩盤浴の利用で1600円(会員料金)。この料金だったらまぁ妥当なところ。土日祝の料金も同じ。 従業員の接客態度も好印象で気持ちよかった。1人が参考にしています