-
投稿日:2008年3月7日
快適な空間にするための努力に敬服 (ジェームス山天然温泉 月の湯舟(つきのゆふね))
みつるんさん [入浴日: - / - ]
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
平日の夕方に入浴しました。お客さんは結構多かったです。室内の浴槽は温泉ではないとのことですので、主に露天の3つの浴槽(望の湯・朔の湯・寝待の湯)で過ごしていました。望の湯は白濁著しく、「アタリ」の時間帯だったみたいですね。浴槽他に白色の析出物が見られるいい浴槽でした。「循環・加熱・塩素消毒あり」とのことでしたが、湯温が高い目だったこともあり、塩素臭は少なかったです。露天の3つの浴槽では一番いい湯でした。次に寝待の湯ですが、いわゆる寝湯にあたります。店内掲示によりますと、湯は望の湯と同じはずですが、析出は少なめで白濁もありませんでした。そして温度を低めにしているせいか、消毒の臭いがきつく感じられました。朔の湯は温泉ではなく、海水風呂です。切り傷(アゴの下のカミソリ傷)がヒリヒリしまして、さすがは海水と感心しましたが、ここも消毒臭が強めで結構気になります。また、3つの浴槽とも、雨よけがなく(寝湯にはあるものの機能しそうにない)、雨の日は「温泉」を楽しみにくいという弱点があります。晴れた日に行きましょう。
お湯に関しては上記の通りの感想ですが、私がとりわけ感心しましたのは、浴槽の設計のうまさと従業員の応対のすがすがしさです。浴槽からあふれだす湯の処理のうまさ、特に望の湯の演出効果と水風呂の回収口の位置の配慮は素晴らしかったです。従業員の方は、浴室に出入りする際は必ず「失礼します」「失礼しました」「ごゆっくり」など、うるさくない程度の声量で、しかしはっきりと挨拶していきます。従業員教育のなせる業でしょう。すばらしい。5人が参考にしています
-