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年末の祝日の昼時に日帰りで利用しました。
文人ゆかりの宿ということで、鄙びた宿を想像していたんですが、
意外(?)にも清潔感のある小奇麗な佇まいの宿でした。
まず期間限定の名物の内湯『りんご風呂』、先客は1名のみ、温度は42度位、
定員は8人程、ビジュアルは最高ですが、浸かってみると消毒臭でしょうか?
ちょっと微妙な匂いを感じたので、ここは早々に撤収。
内湯に隣接している露天風呂ですが、熱めに加温された湯船と
打たせ湯として直接源泉が注がれている温めの湯船があります。
熱め湯船の温度は42度位、定員は4人程です。
この湯船から溢れた湯が、隣りの温めの湯船に流れる構造になっています。
温めの湯船ですが、温度は38度位、定員は同じく4人程です。
湯のコンディションは、ここが一番良さそうだったので、
時折打たせ湯に打たれながら、ほとんどの時間この湯船で過ごしました。
匂いは浸かっているとほぼ無臭ですが、打たせ湯付近では微かに硫黄臭がします。
この湯船では、白く細かい湯の花も多量に舞っておりました。
景観は小諸の中心地から近い立地なので今一つでしたが、風情のある露天です。
野生のリスらしき小動物も登場しました。
上がった後、帳場に近い休憩スペースで一休みしましたが、
この休憩スペースは書物がたくさん置いてあり、雰囲気もあって良いです。
いつも温泉に辛口の鬼嫁も、この場所は気に入っておられました。
露天の景観を除けば、万人にウケる宿のような気がします。12人が参考にしています