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2月に2泊しました。
懐古園から坂を下ること約10分のところに中棚荘があります。
通された部屋は古いほうの大正館。4畳半二つの二間続きの部屋。やや日当たりは悪いです。
宿泊棟をいったん出て、フロント前をとおり渡り廊下を通り、また外にでて石段を登った所にお風呂棟があります。
畳敷きの更衣所で裸になりいざお風呂へ。やや硫黄の臭いがします。内風呂には浴槽を区切ってある丸太が。法師温泉のよう。そのひとつに林檎が浮かべてある。やや熱めです。
露天は二つ。ひとつは源泉をそのまま引いて打たせ湯になってて、入るとぬるい。もうひとつは加熱してありちょうどいいです。ただ入浴後二回外気に触れるのは、この時期ちょっと辛いですね。
渡り廊下には「初恋はがき」というものが展示されていました。味わいのあるものも多くありました。リピーター獲得のために工夫したDMを出しているとかで、そのコンクールで銅賞入賞とか。また俳句もあったので一首書いてきました。
そして夕食。イカとかんぱち。サーモンといくらを和えたもの。ぶりの照り焼き。アンケートに「小諸に来てまで食べたくありません」と書きました。
翌朝、朝食には飼っているヤギの牛乳があるというので注文。
昼食は中棚荘の社長さんが購入し、豪商の民家を改築した「はりこし亭」で。おそばと名物ジャガバター、昼間なのに生を注文。粘土質の土から栽培したじゃがいもを町起しに利用しようと、いろいろな料理があるとのこと。社長さんを中心とした若い人達が研究開発したスープもあるとのことです。
そして夕食。アンケートを読んだのか「この時期、地元産食材はあまりないんです。」と仲居さんが言い訳。今夜はお品書きは無い。なにやら料理が多い。お礼なのか、いやがらせなのか分かりません。もうお腹が一杯でギプアップして部屋へ。
お風呂は工夫してあっていいのですが、料理はもう一工夫してほしいですね。10人が参考にしています