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この宿の売りは、なんといっても貸し切り露天「赤松の湯」。訪れた12月8日は紅葉はほぼ終わり、白い山茶花の花の下での湯浴みであった。湯船は2つあり、それぞれ違う温度に設定されていた。林の中にあるため見晴らしはまるでないが、大自然と一体となった湯浴みを実感できる。
大隈の湯にも入ったが、こちらは弱弱アルカリ性の湯で、「美人の湯」とあった。しかし、ここの露天からの眺望がなんといっても最高である。錦江湾に浮かぶ櫻島が遠望され、キラキラと輝く波の中に浮かぶ姿はなんともいえない。それを見ているだけで時の立つのを忘れるほどである。料理は値段以上でも以下でもなかった。まあ、頑張っているといえるかもしれない。
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