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フロントにて日帰り入浴の旨を伝えると『何か割引券のような物はお持ちですか!?』と聞かれ『日帰り温泉優待券』を利用させて頂き、半額の500円を払う。地下2階の男女別入浴施設前には無料のお茶サーバーあり。脱衣場の棚籠や、仕切り有りのパウダールームは十分な数。無料で、しかも結構大きな鍵付きロッカーも助かる。内湯は岩に模した壁面からの迫力ある滝風呂。奥にサウナも有り。土曜の正午からの入浴だが全くの貸切状態で十分過ぎる広さ。壁2面ある洗い場も十分な数だ。だが『湯』に何の特徴も感じられず、早々に半露天風呂へ。日中だから仕方ないのだが、照明も無く、屋根付きの上に目隠し用のすだれ囲いの為、浴室は薄暗い。頑張れば10人位入れる浴槽が4つと1用サイズが3つある。紫式部の湯・華厳の湯・あと1つは忘れたが、オリジナルアロマ風呂・ラジウム・弱酸性風呂との事。どれもこれと言って特徴が感じられず・・・。一番奥にある眠り猫の湯なる1人用サイズのハーブ湯で過ごした。今日はラベンダーのようだ。こちらは各々湯温を変えており、激熱・適温・ぬる湯とある。清流と蝉時雨、湯口からの優しい水音を耳元で聞くうちに、ようやく湯の有り難みが感じられ、結構癒された。川を挟んではいるものの、向かいのホテルからの目を気にすれば仕方ないのだが、何の眺望もないし、湯にもはっきりとした特徴が無いので、アロマ風呂にでもするしか無いのだなあ・・と思ってしまう。アメニティーもそこそこ充実しており、手ぶらでOKなのと、人が少なくても脱衣場には扇風機もあちこちでフル稼働なのは有り難かった。ただ給水設備は入口外だけでなく中にも欲しいし、日帰り入浴でも利用出来る休憩室的な物が無いのは、ちょっと!?。2度目は無いな。ホテルを後にして、ふれあい橋から振り返ると男性用露天は丸見えだった。
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