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料理の質からすると、宿泊料金が少し割高な感じがします。(ちなみに蟹づくしは味わっていません。夏の料理です。蟹づくしなら違った印象をもったかもしれません。)
しかし、木造3階建、建物から感じられる歴史と、それに胡坐をかくわけではなく現代に合わせようという努力、サービスの良さなどから判断して4点をつけました。お風呂は完全な放流式ではありませんが、常に新しい湯も供給されているようなので、不満はありません。また、城崎はもともと宿には内湯がなく、外湯を廻るのが一般的でしたので、内湯がそれほど充実していないのは無理からぬことだと思います。
また、この宿は志賀直哉が逗留し、「城の崎にて」を執筆した宿としても有名ですが、建物は当時のままではありません。ただし、その当時と建物や部屋の雰囲気は同じだそうです。私自身は、志賀直哉ゆかりの宿に泊まれたことで満足しています。0人が参考にしています