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5カ所あるカランも源泉を利用していて、しかもお湯は出しっぱなし。もったいないほど贅沢な湯使いだ。もちろん、浴槽にも幅50センチはあろうかという湯口からゴボゴボッと豪快に源泉が投入され、浴槽からお湯があふれている。
肌のあたりが柔らかな湯は鮮度抜群で、うっすらと硫黄の匂いがする。38.5度とぬるめなので真冬の訪問を躊躇したが、じっくりつかったので十分にあたたまった。分析書は建物外に昭和47年の簡易版が掲示されている。それによると、硫化水素泉で湧出量は毎分126リットル。
紀勢本線の湯川駅(紀伊勝浦駅の隣)から歩いても10分強なので、電車派にも嬉しいところ。3人が参考にしています