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安房トンネル掘削の際、湧き出たお湯を7km下流の「沢渡」までひいてきて始まった「さわんど温泉」の日帰り入浴施設です。
お風呂は台形の小さな浴槽があるだけのいたって簡素なつくりになっています。残念なことに浴室が駐車場と道路に面しており、目隠しがなされ窮屈感が否めません。施設の裏手は急な斜面なので、こちらに浴室をこしらえると暗くなるので、開けたほうに浴室を造ったのでしょう。
お湯はやや黄味がかった透明なお湯で、黒っぽい湯の華が見られました。7km引いてきてもまだ高温であるらしく、温度調節のため加水ならびに循環(放流式と併用)を行っています。温泉ひしめく地域にあるだけに、この点は痛いところです。空いていること、湯上りにゆっくり過ごせることが利点でしょうか。また、さわんど地区の中でも上高地寄りに位置するため、その点では上高地散策には便利かも知れません。
木漏れ日の湯入湯日:2008.8.60人が参考にしています