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映画「村の写真集」をDVDで見て、この映画に出てくる露天風呂に是非入りたいと思い、大阪から片道4時間かけて日帰りで行ってきました。
内湯大浴場は循環が残念である。
ケーブルカーで谷底に降りていった所にある露天風呂は景観・泉質共に大変すばらしい。
泉質は単純硫化水素泉であり、ケーブルカーを降りた瞬間から硫黄臭が漂っていた。
湯の色は本来は無色透明であるが、多量の微細な気泡が発生するために白濁して見える。気泡のために白濁して見える湯は浴槽の一部分であればよくあるが、浴槽全体が白濁しているのは初めてであり、大変すばらしい泉質に感激しました。湯に炭酸味がなかったのでこの泡は二酸化炭素以外の気体成分によるものであるようだ。
湯の肌ざわりであるが、本来は少ツルツル程度であるが、肌への多量の泡付きが擬似的なツルツル感となり大変すばらしい肌ざわりであった。
黒い小さな湯の花のようなものが舞っていたが、これは湯の花ではなく炭化物が湯と一緒に出て来たものである。
これほどの名湯がドバドバと大量に掛け流されており、湯船から溢れた湯は祖谷渓谷へと流れ去っていた。
少しぬるめの大変気持ち良い湯に浸かりながら硫黄臭と湯音に包まれながら祖谷渓谷の大変すばらしい景観を堪能するのはまさに至福のひと時でした。
食事処は祖谷渓谷の絶景を遥か下に見下ろす大変眺望の良い所で、まるで空の上に浮いているかのように感じた。4人が参考にしています