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08' 4/22 15:30。
買っておいた缶ビールをこちらの先の坂で一本あけてから、(むろん空き缶は持ち帰りデス)やってきました。
こちらのお湯、翌日の朝に入ることになる麻釜湯とおなじくらの激熱湯で、僕は、僕とほぼ同時に入った地元の大工の棟梁みたいなおじさんと、二つの蛇口の放水をマックスにして、しばらく二人がかりでお湯をじゃばじゃばと懸命にかき混ぜておりました。
で、よーやく入れたお湯の具合は、もー サイコー。
よい湯じゃー(^.^;>
湯質自体は透明なんですが、なんとなく緑がかった深みのある色の湯です。ほんのり硫黄臭と鉄分ぽい香り。あと、湯の花がここすっごいの。特大級のまっ黒けの湯の花がお湯のなかをくるくる踊るさまは、もう、それだけで別種の快楽のよう・・・。
陶然としてたら、掻き混ぜ仲間のおじさんが挨拶してさきに出て、それと入れ替わりに「野沢温泉」というロゴいりの紺のジャージを着込んだ小学校低学年くらいの子供軍団がおもむろにやってきました。こっちの男湯にはふたり、女湯のほうには三人の気配です。
「ねえ、そっちお客さん、いるー?」
「いるよー」
「うそだあ」
「ほんとだよ」
「うそばっかし!」
「あのーすみません。証明するために声だしてもらえませんか?」
「いいよ。おー、いますよー」
「ほんとだ。いたー。静かにしなくちゃ」
「お客さん、どこからきたんですかあ」
「横浜だよー」
「神奈川県だー!」
なんて、子供は元気だね。
てなワケでなんか大変賑やかで、ポジティヴな入浴が楽しめた「滝の湯」さんのへ訪湯だったのでありました(^^2人が参考にしています