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驚きました!! 私の生まれた村でこんなアブラ臭のする温泉があったとは‥‥。喜連川の早乙女温泉や松之山温泉の泉質に似た、かなり強烈な匂いが印象的です。
外観は小さなプレハブの建物です。写真でも分かりますが、何の飾り気もありません。国道から近くにある百合居橋を渡って左折し、100メートルほどして細い農道を右折して50メートルくらいでしょうか。田んぼの中にひっそりとあるので、ちょっと入るのが躊躇われる様な造りをしています。
平成7年に出来た意外と新しい施設です。常駐の管理人はいません。料金箱に自己申告で100円を入れて入浴するんですが、何とも言えず鄙びたいい雰囲気を醸し出しているんですよ。
脱衣所のカゴは、エノキダケなどのキノコ栽培に使われるプラスチックの入れ物だし、壁には皇室のカレンダーが無造作にかかり、忘れ物コーナーとして帽子や上着が掛けられていたり‥‥。
一応トイレと休憩所はあるんですが、村人が農作業の後にサッと汗を流しに来て、世間話をするような温泉なので、一緒に入浴していると不思議な気持ちになります。夕方は意外に込み合うので、お昼ごろ一人でこっそりと入浴すると一番ノンビリと出来ていいかも知れません。
シンプルに7~8人入れるくらいの湯船ひとつしかありませんが、ジックリと浸かれてとてもとてもよく温まります。湯上り後も汗がしばらく止まらないほどでした。アブラ臭というと匂いが強くて敬遠する人もいるそうですが、何度も入りたくなる魅力とその泉質に感激してしまい、ひとり休憩所で感想を書き込めるノートに記帳したほどです。
是非温泉好きの方の感想を伺いたいですね。
次回帰郷した時の楽しみがひとつ出来ました。0人が参考にしています