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投稿日:2007年12月19日
ほぼ源泉掛け流しとの事(2) (遠山温泉郷 かぐらの湯(休館中))
ほっとくんさん [入浴日: - / - ]
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サウナは低温という事を知っていたので、それなりの時間を作ってきました。
温度計表示で74~80℃。metos社製のエミパスサウナで、空気対流を生かしたものらしく、どんよりした空気が送られてくるのを感じます。たしかに汗の出は早いのですが、時間をかけても頑張っている感じまでもっていくことがなかなかできず。
9分ぐらいが標準的なサウナと感じる自分では19~21分かけてようやく暖まった感がありました。8人ほどの広さ。
あまり熱いサウナではないのに、水風呂は冷たい。12.3℃の表示。人も少なかったですが、その間水風呂に入っていたのが自分だけだったかと。温めサウナですから水風呂はもう少し温かいほうがバランス的にいいかと。
露天も広め。岩壁をつたって上部から温泉が流れてきますが、流れているあたりが茶色に変色しています。カルシウム分によってなのでしょうか。広い露天なんですが、椅子などはないです。低めですが露天の縁石に座る程度。
浴後、受付のおじさんにいろいろお話を聞きました。温泉の使い方に関しての資料には循環濾過となっていますが、本当のところ、ほぼ掛け流し状態らしいです。源泉は43℃ぐらいですが、場所が離れているので引き湯されている間で30℃ぐらいまで下がってしまう。それをボイラーで加温して、その部分は循環している(?)が、浴槽に入れたあとは裏の河原の方に放流しているとのこと。(後で見に行ったら川岸からでっかい土管が突き出ていて、温泉らしき水がかなりの量出ていました。)
レストランでは飯田名物料理コンクールで最優秀作品賞を取ったという、ヌーベル飯田丼を頂きました。遠山産鹿肉メンチカツ・地鶏・南信州ポークのハンバーグ・二度芋が上に乗っているシンプルな丼ですが、鹿肉の臭みも上手く消されていましたし、1つ1つが味わい深いもので、大変美味しかったです。(写真下左)
折角来た遠山郷なので、なにか土産物をと思いました。先のおじさんに聞いた所、このあたりは赤石銘茶というお茶の名産地で、普通のお茶以外に紅茶を農協で作っているとのこと。(写真下中)
帰りはかぐらから300mほど言った所に和田城というお城があり。(写真下右)昔の和田城を再現したという大変新しいお城ですが、今回は時間がなく覗く事は断念。かぐらの後にここへ寄るのもいいかもしれません。また和田城のすぐ裏に観音霊水という湧き水ポイントあり。綺麗に整備されておりました。なんでも日本の中の硬水としては、龍泉洞を上回る硬水であるとのこと。
源泉名 遠山郷霜月温泉 源泉
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(アルカリ性等張性高温泉)
pH8.51、泉温(源泉)43.1℃
Li 4.2、Na 2388、K 12.5、Mg 0.6、Ca 931.5、Al 0.3、Mn 0.04、Fe(II) 0.2、NH4 0.04、Ba 0.2、Sr 21.1、Zn 0.2、
F 2.5、Cl 5348、Br 9.3、I 0.7、HS 0.4、SO4 0.8、HCO3 32.3、CO3 6.0、
メタケイ酸 20.6、メタホウ酸 70.2、
蒸発残留物 8934mg/kg
分析年月日 平成9年10月31日、
※飲泉用と浴用で分析表は別にありましたが、全く同じもの。
加水なし、加温あり、循環濾過あり、消毒剤使用
(「長野県温泉協会」による掲示より)0人が参考にしています
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