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宿泊を考えていたのですが、都合の合う日がとれないため今回は家内と二人で下見を兼ねて立ち寄り湯としました。
広い敷地の雑木の紅葉がとてもきれいでした。
敷地の入り口から駐車場までのあいだ、駐車場に車を止めてから建物の入り口までのあいだも雑木の紅葉が美しく、ゆっくり歩いて楽しめます。
この美しい雑木の中に建物があって雰囲気も良いです。
もちろん建物内のどこからでも紅葉が美しく楽しむことができました。
昼時に到着し、昼食の予約などしていなかったので、軽食所でタカナピラフとだご汁をいただいたのですが、とっても美味しかったです。普通、軽食所のピラフなんてレンジでチンッ!と思って味は特に期待しないですよね、ところがピラフにしてもだご汁にしても「ちゃんと美味しく」作ってあり予想外の嬉しさでした。これなら宿泊で頂く料理は期待できると思いました。
なんて呼んでよいのかわからないので「軽食所」なんて書きましたが重厚で調度品のセンスも良いスペースです。
本当はラウンジとか呼ばなきゃいけないのでしょうね。これは私の知識と語彙の不足によるものですから皆さん誤解なさらないように。
どこに座っても窓の外には美しい紅葉が楽しめます。
なによりもここのスタッフの方(おじさん)の心遣いが嬉しかったです。食の細い家内と私は、二人でピラフとだご汁を一品づつしか注文しなかったのですが、一品につき二人分の取り皿・箸・スプーンを揃えてくださったのです。食事後も紅葉をバックに写真を撮るように申し出てくださったり、自分で撮った冬景色の写真を見せてくださったり、妊娠中の家内を気遣って声をかけてくださったり、ここには書けないのですが優しい思いやりのある言葉をかけていただき家内も私も嬉しく素敵な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
さて、お風呂です。
館内のなが~い廊下や階段を登った先にあるわけですが、ゆっくり紅葉を楽しみながら行けば楽しいもんです。平日の昼間ということもあり、滝の眺められる露天を一人で楽しめました。滝は予想外にデカくて、ちょっと良い眺めですよ。温泉は無色・透明で匂いも感じられないため、物足らなく感じる人もいるかもしれませんね。家内は熱すぎに感じたみたいですが、私はちょうど良かったです。
風呂上りに廊下の椅子にのんびり腰掛けさせてもらっていると元気なスタッフさんが宿泊客を迎え入れる準備に走り回ったり大きな声を出したりしておられましたが、椅子に座る私たちに笑顔で「すいませんお騒がせしまして」と声をかけていかれ良い雰囲気でした。
家内は贅沢屋で「離れ」を希望していたのですが、ここなら離れじゃなくても泊まりたいって言ってました。
紅葉・新緑・雪景色・避暑、いつきてもここなら楽しめそうです。3人が参考にしています