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10回近く来ていますが、いつも平日の夜なのであまり混雑はしていません。この日は特に空いていて8時過ぎで女湯は10人ていど。男湯は5人だったそうです。館内にはいろいろなお雛様が飾ってあります。比企地方ではひな祭りは4月3日なので、たぶんそれまで飾られていると思います。
ここはpH10.1という強アルカリ性のお湯が特徴。露天風呂のお湯はすべてこの「白金の湯」である。加水はしていないが湯温が27.8度と低いため加温。そして循環ろ過、塩素消毒あり。加温するとやはりヌルヌル感が減少するらしく、チョロチョロと岩づたいに流れている冷たい源泉に比べると、湯船のお湯はあまりヌル感がない。
そしてここにはもうひとつ「金の湯」という井戸水がある。内湯と露天に出てすぐにある屋根付きの浴槽に使われている。これはpH6.7という弱酸性で、ツルツルした肌触り。鉄分が多く、ミネラル豊富な冷鉱泉だそうだ。サウナ横の水風呂はこの水がかけ流しになっている。この水風呂はマイルドで好きです。顔を洗うとツルツルになります。ただし消毒はあり。
ここでは毎正時に5分間ほどロウリュウのサービスがあります。アロマオイルの香りと熱風をバスタオルで煽ってくれます。これが人気で毎正時になるとサウナ前に人が集まってきます。人数が少なく場所に余裕があったので後ろを向いて裏ロウリュウ(背中側)もやってくれました。サウナで汗をかいた後かけ湯をして水風呂に入り、その後しばし休憩。これを3回ほど繰り返したところ、新陳代謝がよくなったせいか、肩こりがやや軽減しました。
浴後、食事処楽膳にてそばを食べました。打ちたてにこだわっているだけあっておいしかった。量もじゅうぶんで680円。地粉の田舎うどんもあるので今度はうどんにしよう。
脱衣所の狭さやサービス面など不十分なところも目につきますが、アルカリ泉と弱酸性の2種類のお湯が楽しめ、なにより広々とした露天でオリオンや北斗七星を仰ぎ見ながらゆっくり浸かる温泉は最高です。街中の温泉施設では味わえない解放感があります。
22時30分を過ぎると890円で入れます。浴衣やタオルはなしです。ロウリュウサービスは平日22時まで。土日祝日は23時まで。営業時間は24時まで。0人が参考にしています