-
投稿日:2022年6月28日
豆タイルがレトロな内湯と河原露天風呂 … (姫川温泉 ホテル白馬荘)
きくりんさん [入浴日: 2021年9月29日 / - ]
44.0点
-
55.0点
-
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
豆タイルがレトロな内湯と河原露天風呂
源泉が滝のように流れ落ちている姫岩薬師堂のすぐ前に佇む、姫川温泉のかなり鄙びた純和風の温泉ホテル。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料500円は、左側のフロントで。ロビー右手の階段を下りると、途中で内湯のみの大浴場と露天風呂に分かれます。まずは、階段を下りきった所に男女別の大浴場へ。男湯は左側です。
壁から突き出た巨石の手前と奥に、棚にプラ籠が置かれた脱衣場で、ドライヤーも完備。公園などにあるスチール製のベンチもあり、東芝製の昭和レトロな扇風機もまだ現役です。
浴室に入ると、左右に5人分づつのカラン(内2つはシャワー付)がある洗い場。カランの湯も温泉で、アメニティは馬油系と資生堂製です。
窓際に10人サイズのレトロな豆タイル張り内湯があり、無色透明の含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)[源泉名: 姫川温泉]が、源泉かけ流しにされています。泉温54.4℃を加水・加温せず、42℃位で供給。PH6.4ながら、肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、しっかりと玉子臭がして弱塩味少苦味。飲泉も可です。湯口付近を歩くと、消しゴムカスのような白い湯の花が舞い上がります。窓の外は、JR大糸線の鉄橋と河原の景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
続いて、一度服を着て階段を上がり、館外の露天風呂へ。建物裏手の非常階段のような鉄の階段を下りて行きます。簡素な男女別の湯小屋があり、男湯は左側です。
15人サイズの半屋根付の岩風呂があり、湯温は43℃位。まだ清掃前なのか、落ち葉などがたくさん浮いていて気になります。川のすぐ近くですが、囲まれているため景色は望めません。鉄橋を列車が通るので、丸見えになるからでしょうか。木々を眺めつつ、こちらも貸切状態でまったりできました。
主な成分: リチウムイオン1.3mg、ナトリウムイオン269.2mg、アンモニウムイオン1.7mg、マグネシウムイオン22.3mg、カルシウムイオン81.1mg、ストロンチウムイオン0.6mg、バリウムイオン0.3mg、アルミニウムイオン0.01mg、マンガンイオン1.4mg、鉄(Ⅱ)イオン0.06mg、フッ化物イオン0.8mg、塩化物イオン350.1mg、臭化物イオン1.5mg、ヨウ化物イオン0.5mg、硫化水素イオン0.5mg、チオ硫酸イオン0.03mg、硫酸イオン52.6mg、炭酸水素イオン495.2mg、メタケイ酸113.4mg、メタホウ酸29.8mg、遊離二酸化炭素334.7mg、遊離硫化水素2.2mg、成分総計1792mg15人が参考にしています