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口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年1月21日)
6件中 1件~6件を表示
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箱根宮ノ下の自家源泉に癒される佳宿
蛇骨川渓谷の高台に佇む、昭和43年(1968年)に開業した鉄筋6階建の温泉旅館。全館畳敷きで、3,000坪の湯殿を設え、玄関の衝立「菖蒲」は漆芸作家の丸山高志氏によるものだとか。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
この日は、4階の「若菜」の間に宿泊。角部屋で、掘炬燵のある8畳位の板の間と13畳半の二間の和室で、小さな温泉の内湯付き。窓から、外輪山と眼下に蛇骨川のせせらぎを望む景色です。
浴衣に着替えて、温泉棟「四季の湯座敷」にある大浴場へ。男湯は、1階の「端午の湯」。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に10人分のシャワー付カランと1人分のシャワーブースがある洗い場。アメニティは、檜の森です。
窓際に15人サイズの石造り木枠内湯があり、微かに黄褐色がかった透明のナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 宮ノ下温泉 温泉村 第114号)が満ちています。泉温60.8℃を、加水・加温なしで、42℃位で供給。PH8.1で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒ありで、微塩素臭を感知。小さな薄茶色の湯の花も舞っています。
続いて、外の露天風呂「蛇骨の湯」へ。4人サイズの石造り浴槽があり、湯温は41℃位。早雲山など山々を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
夕食前に、予約しておいた貸切露天風呂「山の湯」へ。夜だけ30分予約制。玄関奥のガラス戸から館外へ出て、山の斜面の石段を歩いて行った先に、ランプの灯る茅葺きの湯小屋。ザルが置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。洗い場もなく、浸かるだけです。
3人サイズの樽風呂で、湯温は41℃位。湯口の湯を口に含むと、塩化物臭がして微かに塩味。加水・加温なし、循環なしのかけ流し。消毒ありですが、塩素臭は気になりません。時折通る登山電車に旅情を感じつつ、まったりできました。
夕食は部屋で、本格懐石料理に舌鼓。お品書き付で、食前酒は自家製梅酒。吹寄せは、姫皮筍と湯葉の玉子豆腐寄せに、のし梅・キャビア・金箔を添えて。先椀は、浅利真丈・独活・桜麩・青海苔針葱など。旬菜は、天豆黄身寿司・桜海老真丈・アスパラの牛肉巻き・蛍烏賊の醤油漬・蕗の薹煮・蓬豆腐。板長のサービスは、炙りノドグロの酢〆・サーモンの玉子巻・あられ真丈。オリジナル純米酒の「天空」がすすみます。お向は、本鮪・鯛の白魚巻き・富士鱒のオレンジ重ねで、盛付けも綺麗。強肴は、鮑の踊り焼。肉厚で、バターの香りが食欲をそそります。焼物は、鰆の葱味噌焼。炊合せは、丸茄子揚煮・海老道明寺蒸・グリーンピース饅頭・蕨を小海老餡で。炊き込み御飯、旬菜つみれ・新ジャガの留椀、香の物。水菓子は苺のババロア等が乗った花筏の甘味寄せで、最後まで美味しく満足しました。
就寝前に、貸切露天風呂「薫風」へ。エレベーターで2階へ下り、真っ直ぐ進んで館外へ。小径を歩いた先の高台に湯小屋。籐籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーなし。洗い場もなく、浸かるだけです。
東屋風の屋根が付いた3人サイズの石造り浴槽で、湯温は42℃位。加水・加温なし、循環なしのかけ流しですが、消毒ありで塩素臭もあり。ライトアップされた木々を眺め、まったりできました。
翌朝は、予約なしで入れる貸切半露天風呂「夜咄の湯」へ。4階の大浴場へ行く手前です。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティもあります。
中央に3人サイズの石造り木枠浴槽があり、湯温は42℃位。加水・加温なし、循環なしのかけ流し。消毒ありですが、塩素臭は気になりません。竹と山の景色を眺めつつ、まったりできました。
朝食も部屋で、体に優しい豆富爽健美膳。お品書き付で、湯葉のお浸しや手繰り豆富、朝粥は湯葉・温泉玉子入りです。目の前で作られる湯の花豆富は、この宿の名物なのだとか。赤魚の煮付や小田原蒲鉾・山椒漬・烏賊雲丹和え等で御飯もすすみます。蜆の味噌汁、真鯛の茶碗蒸しでお腹いっぱいになりました。
チェックアウトまでは、部屋の内湯へ。1人サイズの檜風呂で、源泉蛇口を捻ればかけ流しに。加水・加温なし、循環なしですが、やはり消毒あり。心ゆくまで、自家源泉を満喫できました。
主な成分: リチウムイオン0.46mg、ナトリウムイオン310mg、マグネシウムイオン2.53mg、カルシウムイオン34.7mg、ストロンチウムイオン0.18mg、第一鉄イオン0.26mg、亜鉛イオン0.10mg、フッ化物イオン0.09mg、塩化物イオン510mg、臭化物イオン1.04mg、硫酸イオン52.9mg、硝酸イオン1.60mg、炭酸水素イオン78.7mg、炭酸イオン0.73mg、メタケイ酸イオン2.64mg、メタホウ酸イオン1.74mg、メタケイ酸107mg、メタホウ酸22.3mg、遊離二酸化炭素1.05mg、成分総計1.156g14人が参考にしています
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暮れの箱根。大学駅伝の中継車(リハーサル中か下調べ中?)とすれ違いながら、3時直前に到着し、チェックイン。大きなスクリーンのあるロビーで手続きをし、その時に貸切露天風呂の予約希望を聞かれます。山の湯を食事前、薫風を食事後に予約して、部屋へ案内されると、次の間を過ぎて、2間続きの和室と、1段下がった板の間があり、広さは十分すぎるくらいでした。予約した山の湯の前に、空いていればいつでも入れる貸切半露天風呂の夜咄の湯に入りました。ここはかけ流しで、塩素臭もほとんど無く、結局この旅館の中で一番良いお湯でした。大浴場は景色はまあまあですが、温度が低く、塩素臭もちょっときつい。山の湯と薫風も大浴場よりは温度は高めですが、温泉としては、残念ながら箱根の良い湯とは言えないレベルでした。部屋出しの食事はそれなりに豪華ですが、支払っている値段を考えれば、妥当な線かなと思います(いずれにしても我々庶民には贅沢なレベルですが)。
良かったのは、風呂に入っていて、下を通る登山鉄道。これには賛否両論あるようですが、私は、ゆっくりゴトゴトと走る姿に、ほっとするものを感じました。それから、部屋から見える林に次々に訪れる小鳥たちは、知らない種類のものばかりで、バードウォッチングをする人の気持ちが何となくわかった気がしました。部屋の炬燵にあたりながら、しばらく楽しめました。
温泉は若干期待はずれでしたが、全体的には雰囲気もよく、良い旅行になりました。6人が参考にしています
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先日1泊2日でお世話になった者です。
私は魚介類が苦手なのですが、快くお料理の変更に応じてくださいました。
しかも、どれも特別に変更していただいたとは思えない程手の込んだお料理ばかりで、美味しくいただきました。
お風呂の泉質もとてもよく、美肌効果抜群でした。
山の湯は、すごく近くを電車が走っているので驚きましたが、とてもよい思い出になりました。
まだ紅葉の季節には早かったのですが、今度はぜひ紅葉の時期にお邪魔したいと思います。
素敵な時間を過ごさせていただいて、ありがとうございました。5人が参考にしています
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毎年1回おとづれる旅館です。料理はどれも美味しく食べきれないほどで満足です。貸切風呂の山の湯は夕方はいりました。夏だったので夕焼けと近くを通る箱根登山鉄道がまた情緒があって箱根にきたと言うことを実感します。山の湯はかけ流しです。薫風より山の湯の方がすきですね。湯上り処で竹林を見ながら生ビール(エビス)を飲むと何とも幸せな気分になります。料金的にみても安くはありませんがコストパフォーマンスは良いと思います。
4人が参考にしています
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GWの祝日に、妻と二人で泊まってまいりました。
やっぱり箱根は自然に囲まれた良いところですね。お宿は全て森または竹林で囲まれており、季節的にも天候にも恵まれたため、お部屋からもお風呂からも湯上り処からも、目にも鮮やかな緑を満喫することができました。
お風呂については緑に囲まれた貸切風呂だけでも3つあり、満点だと思います。チェックインしたら真っ先に「薫風(くんぷう)」を予約しましょう(でも深夜と翌朝は貸切放題でした)。
総合評価が満点じゃないのは敷地の真横を箱根登山鉄道と国道1号線が走っており、静寂感は味わえなかったためです。4人が参考にしています
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父親の退職祝いで両親を招待しました。箱根でも評価が高く
私も一度は訪れて見たかった宿でした。
温泉はアル単で、とてもやさしく綺麗なお湯です。
小田急電鉄キャンペーンポスターに採用された、貸切露天の
隠れ湯薫風は、夜にライトアップされとても幻想的な雰囲気で
心癒されました。
部屋からは、鬱蒼とした森を見渡すことが出来、箱根の森美術
館も見えます。また眼下には箱根登山鉄道が通っています。
食事、サービスから全てにおいて高級旅館と呼ぶに相応しい
温泉宿といえます。3人が参考にしています
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