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平日にユネッサンと森の湯両方に入りました。
<ユネッサンについて>
イメージしていたよりずっと小ぢんまりした施設でした。一応温泉分析表なんかも何箇所かに掲げてありましたがこれはご愛嬌で、実際はただの温水プールのようなものです。そして当然のように湯は猛烈な塩素臭がします。サウナなんかもありましたが、温度が低すぎて汗はかけません。室内、室外いずれも様々な浴槽やジャグジーがありましたが、須らく同じような造りだったので、施設内のどこを回っても大差ないなという印象を受けました。そして、水温・空調ともに温度が低く設定されているので常に寒かったです。客層は若いギャルのグループみたいなのが中心で、その次に多いのがカップルと家族連れでした。あちこちで若いギャルがなかなか大胆な水着姿ではしゃいでいるので館内は異様に盛り上がった雰囲気ですが、逆に言えばこれがないと実にしょっぱい施設です。施設そのものは大人も楽しめるようものではありません。
<森の湯について(男湯)>
この施設ははユネッサンで一通り動き回った後に入るというパターンになっているようです。入館料も決して安くはないので、供給温泉でもいいから温泉らしい温泉を使っているのかなと期待半分に入りましたが、残念ながら循環でした。ただ、露天のチョロチョロ落ちてくる打たせ湯と、一番高台にある岩風呂に湯を注ぐパイプだけは温泉をダイレクトに使用している模様。こっちの施設は湯をメインにした施設なのだから一箇所くらい掛け流し浴槽を用意してくれていれば満足だったのにと思います。よーく体を洗わないとユネッサンの消毒臭が抜けません。ただ、設備や雰囲気はかなりいい感じではあります。
箱根でもここ小湧園一帯だけは他の地域とは明らかに異質な雰囲気が漂っています。ミョーににぎやかで、きらびやかで、ミーハーっぽい空気を醸し出しています。バス停には温泉地にはそぐわないハデハデな服装&メイクののギャル達がスーツケース片手にウロウロしています。そういうのは嫌いではありませんが、ただ、温泉地に来てまでギラギラしているのは無粋でしょう。私なんぞもカップルで行きましたが、連れが館内のギラギラした雰囲気に引き気味でした。老夫婦なんかもいましたがドン引きしてました。家族連れのオトウサンなんかはそりゃもうドギマギしっぱなしで余裕ない表情でした。森の湯の露天に浸かっていても、隣からキャーキャー声が聞こえてきたんじゃ落ち着いて入っていられません。夏の海ならともかく、冬の温泉地でこのような光景に出くわすのは正直、実に複雑な心境でした。0人が参考にしています