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浮世に疲れたな、と思ったら出かけるのが天山です。
ここでお昼をはさんで、一日、お気に入りの本を持ち込んで瀬音を聞きながら暗くなるまでのんびり温泉でほぐれた心身を休めてあすへの活気を養います。先日は、帰り際、カフェの浮かれ雲で暮れなずむ山の霊気を感じつつ、丁寧にいれた(ふんわり泡立てたクリーム上に恭しい手つきで、仕上げにシナモンの粉をはらっと振る)あつあつのココアをすすり、至福のひと時を過ごしました。ちなみに、こちらのカウンターで黙々とコーヒーやココアを、入念に入れてくれる謹厳そうなおじさまの隠れファンです。0人が参考にしています