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「温泉シールラリー」で9月下旬訪問。
写真で見ると露天に滝のようなものがありましたが、その日行ったところは滝がありませんでした。
タイミング的にハズレだったかな。外からの概観からすると浴室・露天は少し狭い感がありました。
やまとははじめていきましたが、しろとりに近いのでヌルヌル系かと思っていたんですが、まったく
違った感じで少し驚きました。
溶存物質4.161g、うちNa 1320.3mg、HCO3 1241.2mg
ややしょっぱく、甘塩をお湯に薄めたような独特なしょっぱさです。磯の香りに近い匂いがうっすら
と。ヌルっとする感じはしらとりより劣りますが、若干しますね。塩素臭もしますが、それを上回る
温泉の匂いがしていました。ただ、似ているような匂いなので、これを塩素臭と間違われる方もいる
かもしれません。
ちなみに外の寝湯バイブラの場所のみは光消毒とのことで(係員に確認)、まったく塩素を使ってい
ないらしいので(あとの湯は塩素消毒)、そこで温泉そのものの香りを確認するとよいでしょう。
(ただし、このバイブラ、作りのせいで非常に居心地が悪い)。
私は磯のような香りと思ってしまいましたが、薄いゴム臭とも言えなくもないかと。非常に微妙な匂いで。
湯上り後はナトリウム泉によくあるべとつき感が若干。お湯に力があるというか魅力がある湯に思えまし
た。
サウナは6人、水風呂3人。給水は手洗い場と共用。蛇口から。あまり上品ではない感じで、できれば
専用のウォータークーラーがほしい所。
係の方とお話をしたんですが、寝湯バイブラに塩素を入れていないのはお役所からの指示があったそう
です。寝湯バイブラだと湯が口に入りやすく、そういうところには塩素投入は適当でないという指導が
あったとのこと。
今後の岐阜県の温泉は寝湯バイブラ等湯が口元にかかる、または垂れてくるものに関しては塩素消毒
以外の方法をとらないとなかなか許可が難しいかもしれません。そのほか、湯面から湯口が上にあって、
流れ落ちているタイプのものも許可がおりにくいというお話を聞きました。
そういえばどこかでそういう湯口があれど投入されていない温泉があったような。
やまと温泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性温泉)
pH7.41、泉温 湧出地 39.7℃、200L/m(掘削震度1492m)
Na 1320.3、K 30.5、Mg 13.1、Ca 31.3、Al 0.2、Fe(II) 4.6
F 2.9、Cl 1443.3、SO42 0.3、HCO3 1241.2
メタけい酸 35.1、メタほう酸 38.2
溶存物質4.161g
加水なし、加温あり、循環あり、塩素投入有り(一部光触媒殺菌)3人が参考にしています