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投稿日:2013年9月18日
全焼 残念 (不動湯温泉(ふどうゆおんせん)(休館中))
仰天君さん [入浴日: 2013年5月18日 / 1泊]
44.0点
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44.0点
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33.0点
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44.0点
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33.0点
五月晴れの長閑な日に不動湯を訪れた。
山の麓から「革靴」でミニ登山開始。
出張終えての癒やしの時だから…
中腹で山道の脇の大きな石に腰掛けて一休み…
すると、何やら揺れているではないか!酔っている訳でもないのにおかしいな!?その後、投宿して女将さんに聞いたら、震度4。皆さん避難したとか…
どうやら、震災の余震。山中に一人だけでの地震は、マジこわ~い~~
40分程で一軒宿にたどり着く。
「日暮れまでにお浸かりを」と元気のいい女将さん。
震災で崩れた「名物長階段」の代用鉄パイプ階段も、ユラユラ揺れてスリル満点。
たどり着くように、小川の川岸の精々三人までの小さな湯船に浸かる♪
貸し切り状態。
ゆったりと時が流れる至福のひととき…
空を覆う木々のざわめき、せせらぎがそよ風と共に、ここちよい!湯加減も熱からず寒からず。
夜の部屋食は、素朴ながら満腹感満点。
就寝前に、地下の小さな内風呂にゆったりと浸かり、全身ポカポカで、ぐっすり休めた。
露天風呂・内風呂とも混浴だが、幸か不幸か、妙齢のご婦人とは遭遇しなかった。してたら、落ち着いて眠れなかったかも!
いびきが、襖の隣りの老夫婦に迷惑かけなかったたかな!?
廊下に面する障子、両隣とは鍵なしの襖で、江戸時代にタイムスリップしたかのようだ。
明くる早朝、一風呂浴びたのは言うまでもなく、普段少食の朝食もきれいに平らげた。
お勘定の時、ご主人と女将さんと四方山話に花が咲く…高村光太郎夫妻の宿帳も拝見した。 「彫刻家」と記され、妻 智恵子(あの有名な智恵子抄の)と光太郎の直筆サイン。
この度の8月の火災で、もうあの宿帳も消失してしまったのだろうか?
念のため携帯で撮ってはあるが…
お世話になった中居さんのご冥福をお祈りします。
再開は期待出来るのだろうか!?
誠に残念な全焼のニュースだった。4人が参考にしています
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