口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年10月13日)
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磐梯吾妻スカイラインの土湯峠から、細い林道を進んでたどり着く、標高1300mの山深い中に佇む、2軒しかない幕川温泉の宿の一つ。ここから歩いて20分位の所に高さ30mの滝があり、水が幕のように流れ落ちることから幕川と名付けられた温泉地なのだとか。明治25年(1892年)開業という老舗旅館であり、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
事前に連絡して伺ったのですが、玄関の冬期休業のお知らせを見てビックリ。なんと、明日から来年の4月下旬まで休みだなんて。本には11月中旬からと書かれていたので、そろそろかな位に思っていましたが、いやぁ1日ずれてたら危なかったと、ホッと胸を撫で下ろしました。
通常は入浴料500円を正面の受付で払いますが、この日は「ふくしま日帰り温泉 ゆるりと100湯」の特典で100円割引で入浴。先ずは、右手奥に廊下を進んで、突き当たりにある男女別の露天風呂へ。
棚に籐籠とコインレスロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。外に出て少し階段を下りた左側に、1人分のシャワー付カランと蛇口がある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
10人サイズの岩風呂があり、うっすら緑白色がかった透明の単純硫黄温泉(硫化水素型)(源泉名: 幕川5号泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温44.9℃を、加水せず44℃位で供給。PH5.9で、やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、仄かに金気臭がして玉子味。動くと底に沈んでいた粉状の白い湯の花が舞い上がり、湯が白濁します。山とブナ林を眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
一度服を着て廊下を戻り、今度は玄関から左手の方へと向かいます。囲炉裏やソファーのあるロビーの前を通り越して、熊や鷲の剥製が置かれた一角の奥にある男女別の内湯へ。
棚に籐籠とコインレスロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。広い浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。
窓際に6人サイズの石造り木枠内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 幕川1号泉)が、サラサラとオーバーフロー。自然湧出の源泉を、かけ流しにしています。泉温72.5℃を、加水せず43℃弱位で供給。PH7.5で、やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、ほんのり硫黄臭がして微かに塩味。消しゴムかすのような白い湯の花が、沈殿しています。こちらの窓からも、山と木立を望む景色。全館貸切状態のような静けさの中、露天風呂とは違う泉質の温泉に浸かり、ゆっくりと湯浴みを楽しめました。
〈幕川5号泉〉
主な成分: ナトリウムイオン3.4mg、アンモニウムイオン0.6mg、マグネシウムイオン2.3mg、カルシウムイオン7.0mg、塩素イオン0.8mg、硝酸イオン0.5mg、硫化水素イオン0.7mg、硫酸イオン8.2mg、炭酸水素イオン29.0mg、メタケイ酸54.7mg、遊離二酸化炭素77.1mg、遊離硫化水素10.1mg、成分総計196.5mg
〈幕川1号泉〉
主な成分: ナトリウムイオン7.5mg、アンモニウムイオン1.0mg、マグネシウムイオン11.3mg、カルシウムイオン33.8mg、ストロンチウムイオン0.2mg、バリウムイオン0.2mg、マンガンイオン0.1mg、鉄(II)イオン0.2mg、塩素イオン0.9mg、硫化水素イオン0.5mg、硫酸イオン85.4mg、リン酸水素イオン0.1mg、炭酸水素イオン80.3mg、メタケイ酸198.0mg、メタホウ酸0.1mg、遊離二酸化炭素16.0mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計444.4mg11人が参考にしています
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福島盆地の蒸し暑さから逃れようと日帰りで訪問。福島市方面から行くと、現在(震災で一部痛んだ)土湯峠の県道補修工事(~7/19)が行われていて、土湯トンネルを抜ける迂回ルートで行かなければならない。幕川温泉への道は、とにかく狭いし見通しが悪い箇所が少なくないので、向かう車も帰る車も譲り合い精神が必要。
隣の水戸屋旅館と同じく「日本秘湯を守る会」の会員旅館。お隣と比べるとやや秘湯感には欠けるが、旅館全体に清潔感がある。自動ドアの入口を入り、靴を脱いで上がろうとすると、(スリッパは用意されていたが)ご主人が別にスリッパを用意してくれた。
500円を支払い、まずは右手の露天風呂へ。ここは風呂の入口隣にトイレがあり、トイレ用スリッパの並べ方を見ても気配りが感じられた。脱衣場も広く鍵付きロッカーもあり日帰り客には嬉しい。露天風呂は、50℃位の単純硫黄泉が掛け流され、大きめの白い湯の花が浮かぶ青白色の10人サイズで、湯温は42~44℃位だった。前面は木々が生い茂り、屋根は1/3を覆っている程度なので、開放感十分で風も通り、下界の蒸し暑さを忘れさせてくれた。
内湯は、再度フロントの前を通り、反対側(左手)へ。脱衣場は上述と同様。こちらは檜造りの湯舟で48℃位の単純泉鉱泉が掛け流され、湯の花の量が少ないので透明感がある10人サイズで、湯温は43~44℃位。洗い場は3箇所だが広い<写真>。こちらも前面(窓が開放されていた)に緑の木々がある。
当日は、13~14時の訪問だったが、どちらに入った時も最初は貸切状態で、しばらくしてご夫婦で来たと思われる方が入ってきた。ここは女湯との仕切りが、露天は竹垣、内湯は上部が開いているコンクリート壁なので、会話が可能。自分が上がった際はご夫婦で会話を楽しんでいた模様。9人が参考にしています
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日本の道100選にも選ばれている磐梯吾妻スカイラインの土湯側ゲート付近に位置する幕川温泉さん。アクセスはゲートに繋がる県道30号からさらに細い山道を10分ほど進むと行き止まりになり、二軒のお宿が並んでいます。その一軒が吉倉屋さんです。
朝一番で立ち寄りをお願いしたところ、内湯は湯がまだ溜まっていないとのことで、露天のみの入浴となりました。お泊りのお客様が一人もいらっしゃらないようで、館内は静まりかえって少々寂しい印象。対応してくれたのは社長さんらしき男性で入浴料金500円を支払って早速露天へ。ロビーの右奥に男女別の露天がありました。内湯はロビーを挟んで反対側にあるようです。館内は清潔に保たれており好印象。脱衣所も綺麗でした。
件の露天は脱衣所から何段か下に位置し、10人は楽に入れそうな立派な岩風呂でした。雰囲気もまずます。やや青み掛かった微白濁の湯が掛け流されています。控えめながら硫黄臭も仄かに漂っていました。体感41度適温やや温めの湯で、湯船の底に溜まっていたパウダー状の湯の花が一斉に舞い上がったのは壮観でした。源泉を口に含んでみると玉子味を感知。酸味はありません。癖のない優しい浴感は万人受けのするもので刺激の強い温泉が苦手な方にも楽しんでもらえる一湯でしょう。他に立ち寄り客もおらず、終始貸しきり状態で湯浴みを楽しめました。7人が参考にしています
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値段:2食付で一人13000円。
夕食:部屋食。岩魚の塩焼き他。鍋物の加熱はお願いすれば自分達ですることが出来たのでアツアツでした。
朝食:普通です。食後のコーヒーはあります。
部屋:普通です。
風呂:露天、内湯があります。硫黄泉はイマイチです。
接客は確かに丁寧ですが、幕川温泉の手前にもっと良い温泉(野地温泉、鷲倉温泉)があるため水戸屋さんも含めて頑張る必要がある温泉だと思います。3人が参考にしています
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2007/10/6 この日に行った温泉は『中の湯』→『相模屋旅館』→『鷲倉温泉』(今日は日帰り不可*残念)→『吉倉屋旅館』
ルート30(県道)を曲がって少し走ると、自然に包まれた建物が見えてきました。新しくて、綺麗です。ここも3ヶ所の入浴ができるのが、嬉しいです。
檜の内風呂は、73℃の鉱泉と書いてありました。ほぼ透明で、体がじわっと暖まり、気持ちが良いです。温泉に何度か入っていても、この周辺は、本当に涼しいのです。
そして露天は単純硫黄泉・・・湯の花がいっぱいです。一度服を着て、もう一ヶ所の露天に移動します。脱衣所から少し下方に見える浴槽の眺めが、美しいです。大きい石が浴槽の底にちりばめられ、きれいな大きい水玉みたいです。浴槽の形や、周囲の森との調和も素敵です。お湯に入って、手や足で湯の花を散らして、しばし戯れます。ピュアで新鮮なお湯にも感動しました。
いつまでもこうしていたいけれど、家では猫も待っているし、そろそろ帰り仕度をしなくちゃ・・・
感じのいい若旦那さん達が見送ってくれました。
素晴らしい自然、静かな温泉地、そして穏やかで親切な福島の人達にも、感謝した二日間でした。またいつか、きっと訪れます☆4人が参考にしています
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土湯峠周辺にある温泉の中でも幕川温泉の2軒は秘湯の色合いがより濃い温泉でしょう。乗用車がやっと一台通れるくらいの細く曲がりくねった道を車で10分以上入ってやっと辿り着けます。冬季は営業していないのもうなずけます。
みなさんのご指摘のとおり、ここでは2種類の源泉を楽しむことができます。その点ではお隣の水戸屋さんも同じ。一つはほぼ無色透明、さらさらしたお湯、もう一つは細かい湯の華が舞い、白濁しているように見えるお湯です。
露天風呂の隣は自然林で、文字通り自然の懐に抱かれて風呂に入っている気分です。木々の葉ずれの音、蝉の声を聴きながらの湯浴みは贅沢この上ありません。あまりに山深いため、一人で入っていると熊でも出てくるのではないかと少々不安になるほどです。
お湯はよし、接客もよし、環境もよしと、申し分ない宿です。次回はぜひ宿泊で利用したいと思いました。5人が参考にしています
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日帰りで利用しましたが、内湯は普通でしたが露天はかなり気持ちよかったです。従業員の方もとても感じよく対応していただきました。私は、幕川温泉のもう一軒の宿(お隣さん)に宿泊しましたがはっきり言っていまいちでした。あちらは大きな旅館で、団体もとっています。まったく秘湯気分を味わえませんでした。
吉倉屋旅館さんにも宿泊してないので詳しいことはわかりませんが、旅館自体の規模は小規模だし落ち着いて滞在できると思いました。今度は吉倉屋さんに泊まってみたいものです。3人が参考にしています
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8月14日、立ち寄り湯をしました。ここの露天は岩風呂で、目の前にはブナやダケ樺の森が広がります。泉温はやや高く、長湯はできません。単純硫黄泉の低張性中性高温泉は体にやさしく、芯から体を緩めてくれます。
ここには、すばらしい内湯があります。露天とは泉質も違います。これが優れものなのです。炭酸ガスが含まれた温泉との事です。無色透明のいい湯です。
すごく、清潔で、客あしらいもよく、いい気分にさせてくれます。4人が参考にしています
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