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投稿日:2022年3月1日
薬師の霊泉として親しまれるラヂウム泉… (恵那ラヂウム温泉館)
きくりんさん [入浴日: 2021年4月19日 / 2時間以内]
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薬師の霊泉として親しまれるラヂウム泉
緑に囲まれた広い敷地に本館や温泉館、離れが点在する、昭和33年(1958年)に開業した食事や宿泊もできる日帰り温泉施設。平日の午前中、およそ14年ぶりに日帰り入浴してみました。
入浴料600円は、本館入口の受付で。母屋の奥へ進み、突き当たりを右折すると外へ。左手に進むと温泉館があり、通路を進んで無料休憩室の前を通り過ぎると、男女別の大浴場があります。男湯とトイレは右側です。
籐籠とコインレス鍵付縦長ロッカーが置が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室は2つあり、まずはレトロな流し台の右側にある大浴場へ。浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸と柚子系のシャンプーです。
窓際に3人サイズの扇形石造り内湯が2つあり、無色透明の放射能泉(源泉名: なし)が満ちています。泉温13.5℃を加温して、どちらも42℃位で供給。PH7.2で、やや肌がスベスベする浴感です。使用状況表示がありませんが、オーバーフローしていないので、おそらく循環・消毒もあり。でも、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むも、無味無臭です。窓から中庭の木々を眺める景色で、露天風呂はありません。
続いて、レトロな流し台の左側にある「亀の湯(洞窟風呂)」へ。1人サイズの岩風呂があり、天井まで石造りで湯気が充満するような造りです。湯温は、39℃位のぬるめ。浸かると、ザブーンと湯が溢れていきます。しばらくラヂウムを吸気したら、再び大浴場へ。今回は、終始ずっと貸切状態でまったりできました。
以前に訪れた時の記憶が定かではないのですが、なんかほとんど変わっていないような懐かしさ。次回は、一度食事も味わってゆっくりしてみたいものです。
ラドン含有量: 30.28X10ー10(Ci/kg)
主な成分: ナトリウムイオン44.070mg、カルシウムイオン36.480mg、マグネシウムイオン0.498mg、第一鉄イオン0.063mg、塩素イオン32.320mg、フッ素イオン2.254mg、硫酸イオン27.480mg、メタホウ酸イオン0.042mg、ヒドロ燐酸イオン0.010mg、燐酸イオン1.065mg、ヒドロ炭酸イオン117.900mg、ヒドロケイ酸イオン0.077mg、炭酸0.093mg、水酸イオン0.003mg、メタホウ酸4.69mg、メタケイ酸24.22mg、遊離炭酸17.86mg、総成分317.2mg
※分析書が昭和35年のもので古いので、参考までに。41人が参考にしています