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08' 4月23日、野沢温泉で朝湯を使ったイーダちゃんは、まだ所々雪景色の残る十二峠を越え、懐かしの越後湯沢にむかいました。
目的はむろん、こちらの共同湯「山の湯」さん!
時刻は11:00---「山の湯」さんの庭では桜の花が花盛りでありました。
いくらか葉桜になりかけの頃合ですか、折からの風にあわせて桜の花びらがはらはらはらと、湯小屋の玄関前に、音もなく降り注いでいます。
お風呂のなかの窓からも、それらの桜は眺めることができました。硫黄の香りがほんのり香る、極上の掛け流しのお湯につかりながらやや顎を持ちあげながら見上げる桜の花は、わお、もう、綺麗すぎてコトバなんかじゃ表現とても追っつかない(^o^;>
桜の花々の向こうに透かして見える湯沢の町も、なんだか軽く霞んでいるようで、それがまたいかにも春めいて見えて、ああ、いいなあ。
さきに野沢温泉を訪れた春は十二峠を越えて、ここ湯沢の町でちょっと足踏みして、またこれから別の北の町まで歩いていくのでせうかねえ---季節の最前線の衣替え--その現場をたまたま目撃できたような気になれた、ちょっとお得で、憎いくらいお洒落な、見事見事な花見風呂でありました。マル。
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