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投稿日:2023年5月14日
今も大切にされる亀沢集落の共同浴場… (亀沢温泉 亀沢共同浴場)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月13日 / 2時間以内]
55.0点
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今も大切にされる亀沢集落の共同浴場
鹿児島県との県境に近いえびの市亀沢地区で、国道268号線沿いにひっそりと佇む、大正4年(1915年)にオープンした共同浴場。平日の午後、利用してみました。
看板などは無く、場所がかなりわかりにくいです。目印はクリーム色の外観と、横の源泉タンク、そして古びた亀沢温泉の石碑ぐらいでしょうか。サッシ戸の上に男湯・女湯の目立たない表示があり、左側の入口が男湯です。
入浴料200円は、脱衣場の壁の透明な料金箱へ。棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、奥に水蛇口が1つのみの洗い場。共同浴場なので、石鹸などのアメニティはありません。
右側に5人サイズの石造り内湯があり、烏龍茶よりも濃い黒褐色の単純温泉(源泉名: 亀沢共同浴場)が、源泉かけ流しにされています。泉温52.6を加水・加温せず、42℃位で供給。PH7.5ながら、肌がツルツルする浴感です。熱くなったら、湯口の鉄パイプのバルブを締めたり、長いホースで加水もできます。
湯口の湯を口に含むと、はっきりとモール臭がして甘味。街道を行き交う車の音が気になりますが、ずっと貸切状態でまったりできました。
ラドン含有量: 0.92X10ー10(Ci/kg)
主な成分: ナトリウムイオン153.2mg、アンモニウムイオン15.6mg、マグネシウムイオン2.6mg、カルシウムイオン4.9mg、アルミニウムイオン0.6mg、鉄(II)イオン0.7mg、フッ素イオン0.4mg、塩素イオン12.4mg、硫酸イオン3.7mg、炭酸水素イオン461.8mg、メタ亜ヒ酸0.9mg、メタケイ酸150.9mg、遊離二酸化炭素13.2mg、成分総計0.833g
※なお、平成15年の分析書だったので、まもなく更新かも知れません。14人が参考にしています