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皆生or道後と意見が分かれたが多数決で道後に決定。今月上旬、連れ達との小旅行で初めてこの宿に宿泊した。(以前のホテル春日園時に一度宿泊)温泉街高台に立地する道後特有の大型施設である。まずフロントの女性がマドンナの衣装を身にまとい出迎えてくれたが茶は出ない。(笑)到着が少し早かったためロビーで少々待たされが、数部屋掛け持ちの愛想の良い仲居さんに客室へと案内していただいた。
通された客室は6階、主室10畳一間に次室3畳程のたて向きの広縁、バストイレ付きでなかなか清楚なしつらえである。圧迫感もなく広く感じ、東向きの室内からは椿館本館などを見下ろせ眺めもまずまず。男同士少々むさ苦しい気もするが、たまには雑魚寝も良い。この日は気温が高かったため喉はカラカラ。早速ビールを数本飲み干し温泉へと向かう。
清潔感のある広々とした大浴場に露天と一般的な構想であるが、のんびりと湯に浸かりながらの談笑、とにかく楽しい。循環ではあるが塩素臭もなく、まあ誰も気にも留めない。(笑)また、この宿の本館の浴場が利用できるのもありがたく浴衣で散策がてら訪れるのも良い。
食事は朝夕バイキングをレストランでいただける。超格安プランなため期待薄で望んだのだが、それがなかなか美味しいのだ。まず量的には問題ない。オープンキッチンより出来たてのステーキなど随時知らせてくれたり、女性に嬉しいケーキやフルーツなども豊富だ。連れの一人が大食漢、当人が選んだ理由もうなずける。たまには、こういうスタイルでの食事もいいかなって思い、酒のピッチも進み皆満足した。
平日なのに結構、個人の宿泊客が多く活気のある宿であった。大型バスが数台入っており団体客とで朝食時などレストランは満杯。リーズナブルな料金+内容的にもまずまず好印象かな。やはり道後は楽しく過ごせる地。道後本館をはじめアーケード街、そして歓楽街などなど浴衣でぞぞろ歩き。翌朝は夜更かしがたたって誰も太鼓の音にも気付くことなく一番風呂はお預け。私の大好きな道後の旅であった。0人が参考にしています