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千鹿谷鉱泉から、北へ車を走らせること約2km。合角ダムのある西秩父桃湖の程近く、県道71号線沿いに佇む全室6室の鉱泉民宿。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料650円は、玄関で若旦那に。奥へと進み、突き当たりを右折。廊下の先の左側に、男女別の浴室「かおるの湯」があり、男湯は手前です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
右側の窓際に3人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の温泉法第二条該当泉(源泉名: かおる鉱泉)が満ちています。フッ素イオンの項で該当。源泉18.4℃を加温して、42℃強位で供給。PH8.0で、やや肌がスベスベする浴感です。温泉の使用状況表示はありませんが、おそらく循環・消毒ありでしょう。でも、消毒臭は気になりません。
蛇口が3つあり、手前の蛇口に「鉱泉」と書かれた木札がぶら下がっています。捻ると、玉子臭がはっきりとする冷たい源泉。すかさず源泉を投入して、循環・かけ流し併用状態に。しかし後の人のことを考え、ぬるくなり過ぎないよう早めに止めました。
窓を開けると、眼下に美しい清流・吉田川のせせらぎ。ずっと貸切状態で、まったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン90.8mg、マグネシウムイオン1.64mg、カルシウムイオン12.5mg、鉄(II)イオン0.04mg、マンガンイオン0.10mg、アルミニウムイオン0.05mg、フッ素イオン2.0mg、塩素イオン66.6mg、硫酸イオン15.3mg、炭酸水素イオン159mg、炭酸イオン0.6mg、メタケイ酸16.2mg、メタホウ酸4.6mg、遊離二酸化炭素9.7mg、成分総計0.38g
※なお、平成16年の古い分析書だったので参考までに26人が参考にしています