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JR米子駅から徒歩5分ほどのところにある銭湯さん。ビル型でして、上はアパートみたいです。隣に数台分の駐車スペースあります。店舗前には、店主さんから毎日のメッセージがボードに書かれています。玄関はびっくりする狭さでフロント式。ここで下駄箱の鍵とロッカーの鍵を交換するシステムです。脱衣所もやや狭いです。リニュアルして間もないのか、ロッカーからはいい感じの木の匂いがしてきます。ヘタウマな字や絵が書かれていて雰囲気いいです。絵本作家の長谷川義史氏の絵本が置かれていまして、こちらの絵や字のデザインはすべて氏の手によるものみたいです。
浴室もシンプルでして、1つの浴槽で深風呂、浅ジェットのスペースがあるのみ。清明な印象の湯でして、消毒が少ないのがうれしいですね。だいたい41℃ほどに調節されていました。ビル型の弱点たる低い天井になっていますが、湯気抜きは良好と見え、視界良好でした。壁にはペンキ画が描かれていまして、大山をバックに少年が野球をしている感じ。空を烏賊が飛んだりとなかなかのファンタジーっぷり。かわいらしいですね。
こちらの経営者さん、まだ20代と見え、新しいセンスを業界に吹き込んでいるように見受けられます。聞けば、先代から経営を引き継いでから1年弱とのこと。代替わりの際に大幅リニュアルをされたそう。そんな話を聞きますと、応援したくなりますよね。銭湯好きな方は是非一度足を運んでみてください。いつまでも続いていきますよう、お祈り申し上げます。31人が参考にしています