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肥薩おれんじ鉄道の湯浦駅から、徒歩で約8分。熊本県芦北町の南部、国道3号線沿いの湯浦交差点の角に佇む、奈良時代末期の宝亀年間(770年~780)の開湯と伝わる湯浦温泉にある公衆浴場。平日の午前中に、利用して来ました。
入浴料170円は券売機で。番台の右側が男湯です。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に6人分のシャワー付カランがある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
右側に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の単純温泉[源泉名: 湯浦温泉(岩ノ湯)]が源泉かけ流しにされています。泉温42.0℃を、加温・加水せずそのまま供給。PH8.43で、肌がツルツルする浴感です。
ウサギの湯口からドバドバと注がれ、口に含むと玉子臭がして少塩味。浴場は2010年にリニューアルしていますが、この湯口はそのまま使われているのだとか。まったりしていると、アワ付きも見られます。
2人続いて入ると激しくオーバーフローして、排水が追いつかないほど。時間帯が良かったのか、ほとんど貸切状態で新鮮な湯浦温泉の湯を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン112.6mg、カルシウムイオン4.4mg、塩素イオン22.9mg、硫化水素イオン0.8mg、硫酸イオン3.4mg、炭酸水素イオン244.4mg、炭酸イオン12.0mg、メタケイ酸3.0mg、メタホウ酸5.1mg、遊離二酸化炭素44.1mg、総成分量453.7mg15人が参考にしています