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国道165号線名張市役所前交差点を北へ。そのまま住宅街を道なりに走っていきますと、右手に見えてきます。夜の訪問でしたが、かなりきらきらしていまして、ゴージャス感が出ています。まだ新しい施設ということで、清潔感あり、休憩スペースもしっかりしていて、このあたりから他施設の研究をしっかりしてきた印象がします。休憩所に個別の寝転がり簡易ベットが置かれているところは珍しいですもんね。大抵は枕ぐらいですし。
さて、お風呂は2階になりまして、脱衣所はちょっと窮屈。金色のライティングが怪しげな雰囲気を醸し出します。浴室は内湯は狭いかな。サウナ、水風呂、ジェットバス、入浴剤浴槽、電気風呂(強弱)、白湯浴槽と続きます。こちらには温泉は使われていない模様。アメニティーはメーカー不詳の3点セット。2つのシリーズがありまして、1つは白椿と書かれていました。
そして、目当ての露天風呂ですが、ここが広々しています。浴槽もそれなりに大きいのですが、通路スペースも広く取られていますし、浴槽上の屋根を低くして、逆に開放感があるように演出しています。内湯や脱衣所が狭いのはこちらにスペースを割くためだったのかもしれません。さて、露天の浴槽ですが、人工炭酸泉(テレビ付き)、やはり人気です。壷湯、寝風呂と続きます。この寝風呂は床が畳になっていて、これが心地よいです。下が石だと、腰回りがゴチゴチする印象なのですが、畳なので安心して寝転がれますね。そして温泉浴槽。こちらにもテレビがついています。広目に取られていて場所によって深いのと浅いのとの2段階になっていました。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で37.6℃、52.5L/min、pH9.1、1.398g/kgというスペック。微弱ながらもしっかりと硫黄臭が感じられまして、これだけで幸せになれますね。浴感は特になく、この香りのみと言ってもいいかと思います。ただ、この香りが残っていることに感謝です。消毒臭はほぼしませんでしたし。
と言うことで、湯使いのよさ、施設設計時の心配りの良さ等、後発組のメリットを十分に生かした「にくい奴」というべき施設です。近隣にスーパー銭湯が少ないエリアですし、是非流行してほしいなぁと。そして次はこちらの研究をした新しい施設なり、リニュアルした施設が増えてくれればと思います。3人が参考にしています