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関金温泉の中にある旅館です。オーナーの手のみという鄙びた感じがしますが、日帰り入浴も受け付けてくれています。今回はそちらで利用しました。
「旅館らしくない」ポップス系統のBGMがかかった廊下を過ぎて浴室に入ります。脱衣所は籠のみで、かなりワイルドな感覚です。これは浴室でも同様でして、浴室は観葉植物が幅を効かせたかのような温室のお風呂となっています。人工的に「ジャングル風呂」を再現したかのような印象です。浴槽は中央に1つだけ。泉質は39.8℃の弱放射能泉で0.505g/kgというスペック。浴槽内温度は43℃ほどとかなり高めでして、赤々と皮膚に跡が残るくらいです。特別な浴感はなく、消毒臭は無感です。
湯は放射能系ということで特徴があるわけではないので評価は難しいところですが、そう悪くもないかなと。施設にメンテナンスの手が入りにくいのかところどころに傷みが見えるのが残念です。特に浴室の鏡は真っ白で役に立たず。ワイルド感を求める人、細かいことを気にしない人にはいいかなと。4人が参考にしています