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投稿日:2014年1月11日
フェリーで行く温泉 (菰隠温泉ホテル(休館中))
きくりんさん [入浴日: 2013年10月14日 / 2時間以内]
44.0点
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瀬戸内海に浮かぶ岩城島の菰隠鼻に佇む温泉宿。祝日の午後、初めて行ってみました。しまなみ海道の生口島南IC.で有料道路を下り、洲江港よりフェリーで(往復車長5m未満2360円、大人1名含む)。といっても、すぐ目の前に岩城島が見えているので、およそ5分位の船旅です。小漕港から車で約10分、ホテルの駐車場に到着。別館の菰隠温泉に向かいます。この日は、温泉博士の特典利用(通常は入浴料900円)でタダ。受付を済ませ、玄関から右手にある大浴場「喜の湯」へ。鉄骨と配管剥き出しの脱衣場には、どこか会社用の備品チックな無料の鍵付きロッカーが並んでいます。浴室に入ると、ぶっとい檜で縁取られた、15人サイズの石造り内湯が1つ。ちなみに、この檜は同じ愛媛県の久万高原で130年風雪に耐えたものを使っているのだとか。うっすら褐色のカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(源泉名:岩城島菰隠温泉)が満ちています。源泉31.9℃を、湯温40℃位に加温。PH7.2で、さらりとした浴感。循環ながら、塩素臭は気になりません。口に含むと、かなり塩辛い。よく見ると、浴槽縁に塩の結晶のような白茶色の析出物もあります。窓の外には、瀬戸内海と石造りの白い仏像。ずっと貸切状態で、まったりできました。成分総計26.08g/kgで、よくあたたまる湯です。また、この島の積善山は桜の名所で、山の尾根に沿って天女の羽衣のように、3000本の桜並木が続くのだそうです。その頃、また訪れてみたいなぁ。
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