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国道42号線の海南市と和歌山市の境界付近、道路が東西方向に走る区間がありまして、その1つ北側の筋、黒江小学校の北の古い住宅街にある銭湯さんです。昭和40年代以前の雰囲気を残したレトロ系のいで立ちでして、雰囲気ある木造家屋です。駐車場は店の向かい側に数台分あります。休日が「きちんと4日に1度」ということで、何日とか何曜日とかではないのでご注意を。
番台式で古めかしいロッカーです。ドリンク冷蔵庫、スポーツ紙、漫画雑誌なんかはいいとして、店主の御趣味か「男の明日の活力源」みたいなものが何枚か貼られています。王寺のさくら湯以来ですね。こちらは和系です。
浴室は男女壁側に1つ、正方形のものがありまして、これを2つに区切って使っています。大きい側が深風呂、小さい側が浅風呂で、大きさは極端に差をつけています。43℃くらいのあつ湯でして、掲示を見るとどうやら軟水っぽいです。大阪の銭湯さんによく見られる、肌を刺すような熱の感覚はなかったので自信はないのですが・・・。やや白濁しているような気もしますが光の加減かもしれません。塩素は少なめで気持ちよく入浴できました。
湯の状態もそうですが、やはりこちらは建物の威容といいますか、昔を懐かしむ向きにはいいところではないかと思います。いつまでも達者で続いていってもらいたいところです。8人が参考にしています