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投稿日:2010年11月29日
リゾートホテル内の不思議な温泉 (宮古島 シギラ黄金温泉)
たこさん [入浴日: 2010年11月27日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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宮古島南部にあるシギラベイサイドスイートアラマンダ敷地内にある温泉です。敷地内にはゴルフ場もありとにかく広い。
ホテルロビーからもかなり離れた場所にあり、送迎もありますが、温泉施設前にも駐車場があります。
日帰りの場合、大人1人2800円と値段もかなり高いですが、付属のジャングルプールやフィットネスジムも利用できます。
施設ロビーはフレンチボサの音楽が流れ落ち着いた雰囲気、海外リゾートのエステのような雰囲気が全面に出ています。
内湯は無く、くの字型の半露天風呂(主浴槽)、洗い場、フィンランドサウナ、高台にメインの長方形の露天風呂があります。
湧出量は多いのですが、施設柄湯は加工されまくりで、循環・加温・加水・消毒あり。
ただし温泉はややヌメリのある、塩化物泉で塩辛く色は黄金色でかなり特徴があります。
最大の特徴は『香』。これが消毒によるものなのか?
成分として「塩素イオン」を含む温泉であり、所謂食塩泉は湯中で、塩素イオンとナトリウムイオンとに電離しています。
成分によっては塩素と結合し、元とは違う物質に変化してしまうものも結構あります。(関西に多い特有の臭さのある湯)
ただし、こちらの湯はちょっと違う異質な香りがします。ヨウ素、アンモニア系の香り。マニアックな話ではありますが、『山形・ぽっぽの湯』と同じツーンとした薬品のような超個性的な香りがしました。 ただでさえ珍しい香りなのに、それが本州から遠く離れた沖縄の離島で出会えるとは夢にも思いませんでした。
これが消毒由来であれば少し興ざめですが、特徴ある湯である事に間違いありません。
宮古島に訪れる事がありましたら一度温泉目的で訪問をお勧めしたいです。
ただし、西表島にある系列ホテルが環境破壊問題で係争中である事を念の為申し添えします。26人が参考にしています
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