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投稿日:2013年8月27日
夏は露天のさまし湯がいい (亀の井ホテル 那智勝浦(旧 かつうら御苑))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2013年7月10日 / 2時間以内]
33.0点
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勝浦新宮道路の勝浦インターから国道42号線をまたいで海側に走っていきますと、左手に見えてきます。結構大きなホテルです。
脱衣所は暗証番号式のセキュリティーボックスと脱衣籠の併用となっています。内湯は大きな浴槽が1つあります。かなりの大きさで、一部がジェットや打たせ湯になっていました。この浴槽、檜のようですが、まだ新しいためか木の香りが浴室内に充満していて幸せになれます。2つの源泉の混合泉らしく、どちらも単純硫黄泉でした。アメニティは旅美人の馬油3点セットでした。
露天は広目の温浴槽とかけ流しの小浴槽。海に面していて、海からの風が心地いいですね。この小浴槽ですが、いわゆる「さまし湯」となっていまして、湯口からの投入量を絞り込んでほぼ外気温と同じ温度まで冷ましています。湯口の湯は熱いのですが、浴槽のサイズと比べて投入量が少ないので昇温効果はないです。これが夏場だと大変気持ちよく、マイルドな水風呂代わりにどっぷりと楽しみました。土類臭がしていまして、浴感は特にありません。硫黄の香りは特に感じませんでした。消毒臭も分からず、その点ではどの浴槽も気持ちよく入れました。
湯使いの詳細が不明なので何ですが、恐らくはさまし湯はかけ流し。他の浴槽は加温循環といったところでしょう。夏場は冷まし湯が、冬場は檜の香りをメインに内湯を楽しむような使い方がいいのかなと思います。泉質的に特別感はなく、勝浦の他のお風呂と比べるとインパクトに欠ける面もあるのですが、さまし湯の魅力はあると思います。0人が参考にしています
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