-
投稿日:2010年10月10日
年季の入った銭湯さんです (鶴湯(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年8月31日 / 2時間以内]
22.0点
-
22.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
八条大宮の1本東、京都ラーメン研究所のあたりを南に入りまして100mほど歩いたところにあります。旧市街といいますか、クラシカルな街並みにマッチしたような外観の銭湯さんです。見た目は住宅っぽいといいますか、脱衣所の2階が居住スペースだと思われます。看板代わりにネオン管がありまして、昼間だったので見えなかったのですが和歌山の本町温泉のアレを小さくしたような感じかもしれません。
三和土に番台が設置されているタイプで、先にお代を支払ってから靴をぬぎます。ロッカーは籐籠を入れるタイプのもので、籠はなかなか立派なものでした。番台の上といいますか、余所では番台のおばちゃんが見るためのテレビが据え付けられているあたりに立派な神棚がありまして、これが番台の側を向いています。この場所、この方向に神棚があるのは初めてでした。他にはFUJIの冷蔵庫に雷電というゲーム卓、競馬関係のポスター・カレンダーが多数。浴室に入るところの欄間には見事なタイル絵もあります。そうそう、ところどころ床が抜けそうな雰囲気といいますか、鴬張りみたいになっているのでご注意を(笑)
浴室は白を基調とした明るい印象で、入って左の脱衣所側にせり出したスペースに電気風呂。ここは水風呂か入浴剤になっているところがほとんどだと思いますが、こちらは電気です。L字型の主浴槽深、浅は超音波風呂。水風呂とミネラルサウナとあります。浴槽の湯は「ミネラル温浴泉」と書いてありまして、主浴槽の底部には石を入れていると思わしきバスケットがいくつか積まれています。看板には東洋ミネラル科学研究所と書いてありました。奈良県御所市の戎湯がこれだったような記憶があります。湯温は高めでさっぱりした印象です。消毒臭は控え目かと。
クラシック系の銭湯さんで、湯めぐりが好きな自分は時々楽しんでいますが、普通に生活をしているだけならなかなかお目にかかけないところかもしれません。東寺参拝の帰りなんかで京都駅方向に行かれるならば立ち寄ってみてはどうでしょう。ノスタルジックないいところだと思いますよ。0人が参考にしています
-