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投稿日:2010年7月13日
外はレトロ、中は近代 (橋本湯(閉館しました))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年7月1日 / 2時間以内]
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京阪橋本駅から淀川の方に行きます。このあたりは昔の色町でしょうか。特徴ある建物が並んでおります。府道京都守口線を右に見ながらしばらく歩きますと橋本湯です。玄関まわりの外観がかっこいいですね。総じて外観はクラシックな名銭湯の趣があります。男女別の入り口を入りますと、番台が。この番台ですが、受付の方は番台の下に玄関側を向いて座っていらっしゃいます。カーテンで間仕切りをしてありまして、相手方の脱衣所が見えないようにされています。ちょっと不思議な受付です。
脱衣所はちょっと古いなぁというところもありますが、清潔に維持されています。中央の椅子にはスポーツ紙、他にも雑誌類がいくつかありました。脱衣ロッカーは京都式の籠を入れるタイプではありません。不思議なことにこちらの常連さんは靴はロッカーに入れず、脱衣ロッカーには鍵をかけない方が多いので、ロッカーを何個か開け閉めして開いているところを見つけるのに手間がかかってしまいました。
浴室ですが、手前は入浴剤入りのバイブラ、主浴槽群は製図用の雲型定規みたいな長方形に円弧を組み合わせた図形をくっつけたような不思議な形をしていまして、3つに分かれています。手前がジャグジー、中が電気、奥が主浴槽の深です。サウナは追金150円が必要で、かなり冷え冷えの水風呂もあります。塩素臭はそれなりに感じられました。特に湯からあがってからの肌からは強めの臭いが出ていました。揮発しにくく肌に残るタイプでしょうか。
洗い場は何箇所かに分かれていますが、メインのシャワー付きはすべて荷物が置かれて占領されてしまっていました。このあたりはマナーといいますか民度の良しあしかと思いますが、ちょっと残念ですね。誰かが出て行くまで我慢するか、荷物置いてあるだけなら使ってしまうかという2択になるかと。他にも開いているところはあるのですが、鏡なし、シャワーなしなので勝手が悪いんですよね。
外観はレトロなところですが、中は至って新しいです。きちんとリニュアルして時代に寄り添いつつも雰囲気を出してと粋なところですね。「普通の銭湯」という位置づけで星をつけておきますが、時間があれば途中下車して立ち寄ってもいいところだなぁというところです。1人が参考にしています
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