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ヨットハーバーのある海岸通り沿いに建つ、大正7年に開業した白亜の温泉ホテル。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料は通常630円ですが、この時は別府八湯温泉本の特典でタダで入湯。洋風な外観ながら和室中心で、おもてなしも旅館スタイルの宿なのだとか。フロントで受付を済ませ、1階の木目調のロビーからエレベーターで、6階の大浴場「二條泉」へ。江戸末期に別府に訪れた、二条関白が愛浴したことから、名付けられたそうです。一面ガラス張りの明るい浴室。10人サイズの石造り木枠内湯には、微かに白茶色がかった透明のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(源泉名:ホテルニューツルタ内湯)が、かけ流しにされています。源泉55.6℃を、加水して41℃位に調整。PH8.2で、肌がスベスベする浴感です。左側に、3人分の寝湯スペースあり。膜のような細かい湯の花が、沢山浮いています。口に含むと、石膏臭がして旨じょっぱい。窓ガラス越しに、別府湾一望の素晴らしい眺めが広がります。
続いて、露天風呂へ。5人サイズの石造り浴槽で、湯温は42℃位。こちらは、半露天となっています。柵があるため、景色は見えづらいですが、海風が心地よい。どちらも、貸切状態で楽しめました。
主な成分: ナトリウムイオン272.5mg、カルシウムイオン53.0mg、塩化物イオン190.7mg、炭酸水素イオン649.2mg、炭酸イオン18.0mg、メタケイ酸134.5mg、成分総計1.446g16人が参考にしています