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マンションを支える1~2階に生まれ変わった天神湯があった。
そこは21世紀の銭湯の形であるデザイナーズ銭湯であり、温泉銭湯だった。
「今代で三代目となる天神湯さんですが、昭和の銭湯DNAを捨てて21世紀の形にしてしまった。
建て替える時に出たのか、出たから建て替えたのか、とにかく温泉が出た。出てしまった。」
というのがたまたま黒湯でご一緒した地元の御老人との会話の内容。
先代の湯で産湯を浸かって以来のご常連とのこと。
エントランスから浴場の2階までの空間は知っていってもエステかスパかと思えても、銭湯には見えない。
そでも銭湯なので条例に基づく銭湯価格450円の入泉料。
「以前の湯よりは小さくなったよ」というご老人の言葉はあったが、黒湯はなかなか良かった。
循環式だけれど、オーバーフローも有り新鮮さが感じられた。
浴場内を見渡してもネットを検索しても泉質分析表が無かったので成分は分かりません。
黒湯は微かに石油臭がします。
顔に付いた湯を舐めてみたが、しょっぱくないので関東に多い塩化物温泉系じゃないかもしれない。
少し苦みを感じたのと湯上がりがサッパリなので、関東という地域と黒湯を考慮すると炭酸水素塩泉系なのかもしれない。
肌触りはヌルツルな感じ。
これは含有物質の植物性の物のせいかもしれないが、弱アルカリ性を示すのかもしれない。苦みも感じたのでナトリウムの含有の可能性もある。
いずれも成分表が無いので感覚だけのリポートです。
オフィシャルHPで泉質を示してほしいな。
じゃないと最適な入浴法を実行出来ないから。
温泉の黒湯ですが湯温計42~44度に印がついていた。
江戸っ子的にはこの温度帯が適温ということか。
個人的には熱湯の分類。
結論は薦めたいだったということ3人が参考にしています