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投稿日:2011年12月12日
ミステリアス (老松温泉 喜楽旅館(閉館しました))
organicさん [入浴日: 2011年11月18日 / 2時間以内]
44.0点
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44.0点
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22.0点
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以前よりずっと行きたかった老松温泉にやっと立寄ることができました。幹線道路から数百メートル入った所に駐車場(ほとんどただの広場?)があり、そこから砂利道を200メートル程歩くと道の両側に小さな小屋風の建物がありました。噂通りとても営業しているとは思えない廃墟風ですが、事前の想像が行き過ぎていたようで驚く程ではありませんでした。右側のプレハブ小屋が受付になっており、御主人がこたつに入ってテレビを観ており、入浴料金500円をそこで支払います。「温めの温泉でゆっくりしていってください」と声を掛けられ、早速向かいの温泉がある建物へ入りました。玄関には沢山のスリッパが並べられていましたが、かなり年季の入ったもの。らせん状のレトロな階段、壁は所々剥がれ落ちており、怪しさ満点でした(笑)。浴室は入口からみると地下にあり、薄暗い脱衣所の先には結構まともな浴室が見えてきました。浴槽は2つに分かれており、今回は奥のみしかお湯が張られていませんでした。白濁した温泉は硫黄臭がしますが、ここの特徴は何と言っても他の那須湯本温泉とは違いアルカリ性であること。源泉温度は低いので加温していますが、少しずつ掛け流されています。御主人が温めと言っていた割には、適温の40℃少々といった感じで、入浴感は上々でした。ここは一般受けする旅館ではありませんが、何ともミステリアスな雰囲気を醸し出している貴重な温泉だと思います。
3人が参考にしています
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