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国道482号線を但東町から久美浜へ抜けるところにあります。但馬国と丹後国の境界にあたる「たんたんトンネル」の南側に位置しています。木造の雰囲気のよさを感じる建物でして、キャパはそれほど大きくありませんが、食堂なんかもありました。
お風呂もこじんまりとしていまして、内湯は主浴槽と洗い場が6つほどです。浴槽はオーバーフローが多めでゴミ抜けに配慮したものです。湯の回収は専用の回収口でした。アメニティーはPHOENIXの2点セットです。露天風呂はサウナと名物の天然水を使ったひんやり水風呂。ここは水の投入量が多く、きちんとあふれ出す感じで、潤沢な水の恵みがいいですね。あとは温泉使用の岩風呂。こちらも内湯同様にオーは-フローがしっかり確保されており、ゴミ類の滞留はありませんでした。こちらも回収は専用の回収口です。
以前訪問した時は重曹系の湯という報告をしたと思いますが、今回訪問すると単純弱放射能冷鉱泉となっていました。分析日は平成24年5月29日となっていましたので、新たに分析しなおしたのかもしれません。20.9℃、40L/min、pH8.3、8.9マッヘ、0.582g/kgとなっていました。溶けている物質がえらく少ないので、新しい源泉を掘り当てた結果かもしれません。湯使いは加温、循環、消毒ありとなっています。浴槽内のようすとしては、微つるつる感がありまして、41℃ほど。消毒は控え目でボチボチといったところです。露天は開放感もありますし、雪見風呂も楽しめますのでお勧め。ただ、水風呂の有難味は夏場にこそと思いますので、次はそのタイミングで訪問してみようかなと。3人が参考にしています