-
投稿日:2007年12月10日
海水は温泉以上に肌になじみました。 (汐湯・おかげ風呂舘 旭湯)
ほっとくんさん [入浴日: - / - ]
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
大阪の「磯の香り 湊潮湯」に継いで2度目の海水風呂体験。
平日の午後9時ごろ到着。
駐車場は数台という所、運良くすんなりと入庫できました。館内はにぎわっていたので、たぶん歩行圏内の方が多そう。地元の方に愛されている街の銭湯。温泉ではないですが、ここは普通の白湯だけでなく海水を沸かしたお風呂があります。その海水はご主人が毎朝二見浦まで汲みに出掛けられるとのこと。
ロビーや受付は普段着というよりどてらやパジャマが似合いそうなまでの居心地のよさ。受付にいたご主人、おばちゃんとも屈託のない人のよさそうな方でとても心優しいひと時を過ごせました。
銭湯としては標準的な脱衣場。賑わっておりました。禁煙禁煙というご時世ながら、街の銭湯ですから喫煙も当然有りです。浴室は、狭くも無くものすごく広いわけでもない適度な広さ。
サウナは別料金。今回は温泉の梯子で他のところで入っていましたのでサウナは無しに。それぞれ3~4人程度のいろいろな浴槽があり。高温湯(といってもやや熱めの普通のお風呂)、電気風呂、ジャグジーみたいなところなど。
洗い場には赤色の温と青色の冷のプッシュし続けた時のみ出る関西風のカラン、あと手動式で出し続けることができるシャワーがあります。
浴室と脱衣所の扉はご主人のお手製なのか、ゴムが付けられており簡易自動扉になっていたのがナイス。
浴室天井には二見の夫婦岩のオブジェが飾られています。
あと、浴槽の間に生け花が飾られていて(水盤に剣山の本当の生け花!)、ナイトスクープ風に言えばパラダイスな雰囲気も漂い。でも、こう書くと古ぼったい感じや薄汚れた感じの浴室を想像してしまいそうですが、いえいえ浴室内はリニューアルしたばかりのように綺麗ですし、結構カラフルでもあります。
今回は時間も無かったので、高温湯に浸かってさくっと体を洗い、海水風呂へ。
天然海水療養泉とも清め湯ともそうした札が付いた海水風呂は露天にあります。
蔵の雰囲気を再現したというその露天には椅子が2客、もし海水風呂に人が入っていても待つことが出来るようになっています。屋根近くにはカラフルな提灯が並んでおり、演歌が口ずさみやすい音量で流れています。BGMでもなく、聞き入るってわけでもなく口ずさみやすいってところが味噌。(まぁ演歌は本当は知りませんが)
居酒屋空間というか、昭和を味わえる演出。今じゃこんな雰囲気なかなか無いですから存分に味わっておきましょう。
さて、海水風呂の方は2名ほど。温度は適度というか温くは無いので、長湯されることはあまりなく今回の入浴では混雑するタイミングはそうなかったですが、比較的スムーズに入れ替わりは上手くいっていたように思えます。このあたりは皆さん要領よくタイミングを見計らっているようで。
入って見ると海水であることを肌からは感じません。舐めてみると当然ながらしょっぱい。そのしょっぱさは20日ほど前に入った湊潮湯より強く感じます。(その間20日ありますので、記憶がいささか怪しくなっている可能性はありますが。)あちらがややかしこまった海水風呂という感じなのに対し、こちらは海水を沸かしただけのような。(微妙な表現でスミマセン。)ただ、こちらは余り香りはしませんでしたが、湊潮湯の方は独特な香りはありました。
(続く)4人が参考にしています
-