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日曜日の午後、日帰り入浴しました。細い一本道を登り詰めた先に、木造二階建て、奥は茅葺き屋根の建物が目に映ります。手前の入口で入浴料を払い、廊下をぐる~っと左へ回り込むように歩くと、湯小屋に到着。脱衣場は狭いです。ガラっと浴室の引戸を開けると、先客が一人、源泉浴槽で瞑想中。控え目にご挨拶し、洗い場でかけ湯を済ませ、まずは奥のあたたかい白湯浴槽へ。壁の分析表を見つつ、十分あたたまったところで、いよいよ源泉浴槽へ静かに端っこから入湯。ぬ、ぬるい。無色透明の酸性泉は、PH2.9。泉温31.8と表記されているが、冷たくはなく、心地よいぬるさ。ついついウトウトして、溺れかける。湯口からドバドバ投入されるお湯を口に含むと、やはり酸っぱかった。先客が去った後、貸切状態にて、この秘湯を満喫しました。
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