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- 日光沢温泉の口コミ 奥鬼怒のワイルドな混浴露天
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標高約1400mの鬼怒川源流域に佇む、鄙びた木造の山小屋。奥鬼怒温泉郷の宿の中でも最奥部に位置し、奥鬼怒湿原や金精峠への登山道入口ともなっています。送迎バスもないため、通常は女夫渕温泉駐車場から遊歩道を2時間弱位歩いて到着。今回は「加仁湯」から徒歩15分位なので、平日の午後に日帰り入浴して来ました。
近づくと、ワンちゃん2匹がお出迎え。入浴料500円は、玄関でご主人に渡します。ここでサンダルに履き替え、そのまま外へ。建物の右手に鎖が張ってある階段があり、下りると脱衣小屋があります。
棚にプラ籠が並ぶだけの簡易的な脱衣場で、混浴ですが女性もここで着替えるようです。すぐ前に掛け湯用の樽が置かれ、湯温は44℃はありそうな位熱め。洗い場やアメニティはありません。
隣に8人サイズの石造り浴槽「露天風呂 上」があり、無色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(源泉名: 日光沢D・千枚岩混合泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温42.9℃を、42℃位で供給。PH7.2で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、微かに塩化物臭がしてちょっぴり塩味。薄茶色の綿状の湯の花も見られます。平成25年2月の地震の影響で成分が変わり、肌に茶色の成分が付着することがあると書かれていましたが、この時は大丈夫の様子。崖の景色を眺めつつ、しばしまったりできました。
続いて、裸のまま更に階段を下りて、もう一つの「露天風呂 下」へ。12人サイズのコンクリート造り浴槽が板で2分割され、いずれも青みがかった白濁の含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 日光沢C・E混合泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温40.4℃とのことですが、湯口がある手前の浴槽で43℃位、奥の湯尻側で42℃で供給。この前の地震で泉温が上がったのかな?PH7.1で、やや肌がスベスベする浴感です。口に含むと、硫化水素臭がしてエグい味。沢のせせらぎを感じつつ、森の木々や宿泊者用内湯小屋を眺めてまったり。宿泊客が到着する前だったのか、どちらも貸切状態で入浴できました。
〈源泉名: 日光沢D・千枚岩混合泉〉
主な成分: ナトリウムイオン330.2mg、カルシウムイオン28.8mg、マグネシウムイオン7.1mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン0.1mg、フッ素イオン0.3mg、塩素イオン341.3mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン17.9mg、炭酸水素イオン382.0mg、臭素イオン1.2mg、メタケイ酸156.1mg、メタホウ酸17.2mg、遊離二酸化炭素41.4mg、遊離硫化水素0.1mg、成分総計1.339g
〈源泉名: 日光沢C・E混合泉〉
主な成分: ナトリウムイオン750.7mg、カルシウムイオン32.3mg、マグネシウムイオン4.6mg、マンガンイオン0.7mg、亜鉛イオン0.1mg、フッ素イオン0.7mg、塩素イオン997.8mg、硫化水素イオン1.3mg、硫酸イオン71.9mg、炭酸水素イオン314.9mg、臭素イオン3.8mg、メタケイ酸167.6mg、メタホウ酸17.0mg、遊離二酸化炭素42.0mg、遊離硫化水素1.2mg、成分総計2.448g17人が参考にしています