-
福島県只見町を通る国道289号線沿いの高台で、深沢温泉の大型宿泊施設「季の郷湯ら里」の敷地内に建つ、食堂を内設する日帰り温泉施設。「季の里湯ら里」に日帰り入浴した後、日曜日の午後こちらも利用してみました。
通常、入浴料600円は券売機で。この日は、JAFの会員証提示で100円割引の500円で入浴。玄関から右手に進むと男女別の浴室があり、男湯は右側です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に10人サイズの石造り内湯があり、茶褐色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 深沢温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温47.5℃を、加水・加温せず43℃弱位で供給。PH7.3で、やや肌がスベスベする浴感です。消毒も無しで、湯口の湯を口に含むと、ほんのり鉄臭がして旨じょっぱい。窓からは、里山を一望する素晴らしい景色。しばらく貸切状態で、まったりできました。
「季の郷湯ら里」の内湯や露天風呂と比べ、こちらはやはり温泉の個性がそのまま残っていて良いですね。露天風呂は無く小さい為、混雑時は手狭に感じるかも知れませんが、深沢温泉の本来の湯を実感して欲しい湯処です。
主な成分: リチウムイオン4.6mg、ナトリウムイオン2306.4mg、マグネシウムイオン42.7mg、カルシウムイオン442.4mg、ストロンチウムイオン9.6mg、マンガン(II)イオン0.6mg、鉄(II)イオン1.4mg、フッ素イオン2.8mg、塩素イオン2807.4mg、臭素イオン7.0mg、ヨウ素イオン0.8mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン2173.2mg、炭酸水素イオン273.0mg、メタケイ酸33.6mg、メタホウ酸122.1mg、メタ亜ヒ酸0.3mg、遊離二酸化炭素32.3mg、成分総計8287mg
※なお、分析書は平成27年12月に更新されています。13人が参考にしています