-
一泊二食付、一人泊で利用しました。車で宿に着くと、玄関で出迎えの方がすぐ荷物を持ってくれて、館内へ。一足早く、大人数のご家族が到着していたので、待つかなと思いきや、宿帳は部屋でと、待たずに案内。お客さんを待たせない接客に満足しながら、ピッカピカに磨き上げられた廊下を進みます。池を配した庭と、国の登録有形文化財の建物の調和が素晴らしい!この日は、2階の庭に面した「百合の間」へ。障子の細かな細工など、意匠を凝らした造りに、ただただ感心。落ち着いたところで、源泉に1番近いという、「きつね湯」へ。館内に5つある浴室は、すべて源泉かけ流し。8人サイズのタイル張り浴槽には、無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉が満ちています。床には、珍しい六角形のタイルを使用。PH7.7のお湯は、湯温44℃位と熱めながら、入ってみると大丈夫で、じんわりしみるいいお湯。湯口には、雪のような析出物もこんもり。夕朝食は、部屋でいただきます。会津の郷土料理&山の食材を生かした料理に舌鼓。猪苗代湖地ビールや、向瀧限定純米酒「美酒佳肴」と、お酒もすすみます。鯉の甘煮も、意外とあっさりめの味付けで、美味しかった。一服して、今度は貸切家族風呂「鈴の湯」と「瓢の湯」へ。どちらも2人サイズの浴槽で、天井にそれぞれ鈴の彫刻と瓢箪の彫刻があります。湯温は、43~42℃位。空いていれば、予約なしで、24時間好きな時に入れます。翌朝、もう1つの大浴場「さるの湯」へ。12人サイズの浴槽で、湯温は40℃位。外の光が十分射し込む、明るい浴室です。また、帰る前に、最後の貸切家族風呂「蔦の湯」も。やはり、天井には蔦の彫刻がありました。女将さん始め、お世話になった仲居さん達に見送られ、また来たいなぁと、つくづく思ういい宿でした。大満足。
14人が参考にしています